第5話 ページ25
「こっ、こんにちは....!」
「…ゲホッゴホッ......、?....誰だ、お前....」
「ちょっとシグレ!あんたは安静にしなさいよっ!」
「だけど...メグ、もしコイツも奴に利用されてたら.....」
「そんなの、話しかけてみないとわかんないでしょ?さっき話してたからって、そうとは限らないわよ!」
...話しかけると、何やら割烹着で長い茶髪の『メグ』さんと、何やら顔色の悪い『シグレ』くんもそれぞれで暫く話している。
シグレくんの言う"奴"は.....恐らく、ユウさんのこと?
「あっ、あの.....」
「…座れ、ミユキ。」
明らかに敵意剥き出しの態度でシグレくんが冷たく言い放つ。
...警戒、されてるのかな。
「ご、ごめんなさいね。この子...ユウのことは全く信じてないみたいで....」
と、割烹着のメグさんは私を慰めるかのように声をかけてくる。
その後もしばらく話していると、『シグレくんは病弱』『ユウさんは全てを知っていると言っており、今までナツメを中心に皆に"予想"を言い聞かせていた』『シグレくんは物を凍らせる能力』『メグさんは身体能力をある程度強化できる能力』....と、いうことがわかった。
いつの間にかその場は3グループに別れていた。
私やメグさんのグループ、私と同じブロックの人達のグループ、あとは.......あれ?
....ユウさんが、いなくなってる。
ナツメさんはユウさんを待っているのだろうか、まるでご主人の帰りを待つ子犬のようで...健気に見える。
「あの子、どこに行ったのかしら...」
「…もしかして、コバヤシさんを探しに行ったんですかね.....」
「………」
なんて話していると、いつの間にかぐったりしているコバヤシさんを軽々と背負ったユウさんが戻ってきた。
相変わらずナツメさんは犬のように喜んでて、何も知らないようだった私と同じブロックの人達はユウさんから事情を聞かされている....所にシグレくんが割り込む。
そんなシグレくんをメグさんが止めに入って、私は....また、何もしなかった。
今回は、ただやらなかっただけ。
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神桜 - 久しぶりの更新 (2019年7月21日 3時) (レス) id: d3db07a9e6 (このIDを非表示/違反報告)
神桜 - 体調崩して、暫く更新できないです.... (2019年5月24日 14時) (レス) id: d3db07a9e6 (このIDを非表示/違反報告)
神桜 - かほりさん» おぉ...!!ありがとうございました!! (2019年5月23日 13時) (レス) id: d3db07a9e6 (このIDを非表示/違反報告)
かほり(プロフ) - なってますのでではなく載ってますのでです (2019年5月19日 16時) (レス) id: 5d3fef41b7 (このIDを非表示/違反報告)
かほり(プロフ) - 非公開になってました… すいません 今度の今度はなってますので、、、 (2019年5月19日 16時) (レス) id: 5d3fef41b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:神桜 | 作成日時:2019年5月11日 21時