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Aside
誰かの声が聞こえる。
「…づき……もちづき……望月！」
それでようやく目が覚めた。
どうやら、少しだけ寝ようと思っていたらだいぶ寝てしまったようだ。
声の主は柳君はだった。
生徒会室の明かりがずっと点いているのが気になって、様子を見にきたらしい。
『ご心配をおかけしました。』
「いや、いいんだ。それより、もう帰った方がいい。」
『はい。』
残った仕事は明日早く来てやろう。
そう思い、書類の整理と帰り支度をしていると、柳君が話しかけてきた。
「望月、お前のことを名前で呼んでもいいか？」
『へ？ いいですけど…』
なんでこのタイミングなんだろう。
「急にすまない。なかなか言えなかったんだ。 …それで、A 俺のことも名前で呼んでくれないか？」
ん？
は!?
『え…あ……じ、じゃあ…蓮二、君……？』
「呼び捨てで」
え、マジっすか……
『蓮二……？』
なんか恥ずかしいんだけど…
「あぁ、これからもよろしくなA じゃあ、帰るか。」
そんなこんなで支度も終わり、帰ることになった。
や……蓮二はユニフォームのままだったので、着替えて帰るらしい。
『じゃあ、また。』
そう言って、蓮二と別れようとしたら、
「待て、A。」
と引き止められた。
「俺が送って行く。」
『そんな、帰り道g「帰り道逆ですよね? 私は一人で帰れますから気を使わないでください とは言わせない」わかりました…』
蓮二のデータ…恐るべし
ということで蓮二の着替えを待って、一緒に帰ることになった。
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作者名：抹茶きなこ餅 | 作成日時：2017年1月30日 17時
