【鬼滅の刃】私が消え去ってしまうまで【宇髄天元】

あと3日 ページ5

．





「…大丈夫ですか、Aさん…っ！」





『しのぶちゃん…？』





「ｯ急に倒れたって聞いて心臓が止まるかと……もう、大切な人を喪うのは、嫌です…」









しのぶちゃん……





何も出来ない私でごめんね






運命に抗えない、私でごめんね









「そう何度も謝るな、A…お前は何も悪くないのだからな、気にするな……、っ」








煉獄さん、泣かないでください






どうか、いつものように眩しい笑顔を見せてください





そちらの方が、素敵ですよ







「こんな状況で、笑えると思ってンのか？お前…、っ大切な仲間が死ぬんだぞ！笑える訳、ねェだろ…ｯ」






実弥さんの涙、初めて見ました





でも、どうかお願いします





泣かないでください




だって








───私も、泣いてしまいそうになるじゃないですか。

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