【鬼滅の刃】私が消え去ってしまうまで【宇髄天元】

あと7日 ページ1

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『あと7日で、私は死んでしまうんです』




「…オイオイ、そんな地味な冗談はやめてくれ、」





『嘘じゃ、ないです』









貴方なら、わかるでしょう？




もう、永くないことを。









『私の一族は皆強く、美しく風邪ひとつかからない丈夫な体に生まれます。しかし、二十歳の誕生日になると、ころりと眠るかの様に死んで行くんです…これは、呪いなんです』





「…ｯ何で…何で早く言わなかった！もっと早く言ってくれれば、何か出来たかもしれねぇじゃねぇか…！」









今まで黙っててごめんなさい







でも、そんなに悲しまないで？







私はもう十分に幸せにしてもらったから…









───心残りが、ないくらいには。

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