みたらし、たらし。おかわりっ。((RYUHEY))

みたらし、よんじゅうはち ページ27

「やっぱりみたらし、」

丸山「まだ言うてるし」


まだ物足りないのか


髪の毛を撫で耳朶を噛んでみたり、

色んなところに跡をつけ始める隆平


結局されるがまま

こんな時の隆平はされるがままにしないと

いけない。


これは昨日の夜に痛感した事。


ちょっとブラックモードだった隆平。

苦し紛れに眠たい、もう無理、と呟くと




丸山「本当は無理、ちゃうやろ？？」

など

丸山「終わり？？まだまだやから、もっかい」


など寝かしてくれず

イヤ、と言うたびイタズラがエスカレートしていった。



「本当にこの人が天性の…


言いかけて言葉を飲み込んだ。


聞こえたらまた何するか分かんないもの。


丸山「ふふん、これでよしっ、と」


やっと満足したご様子の隆平。


だいぶ跡増えたな、、、


「…」

丸山「…ん？？」


じーっと改めて見る


切れ長の二重幅が違う目

寝不足で今日は両目二重だ(笑)

すっと整ってる顔に

ちょっと困り眉






「…好きだなぁ」

みたらし、なのは隆平だけじゃないみたい。


なんて言うんだろう

すばるの時とは何か違う甘さが

胸に広がってる。




丸山「あんなことされても好きっていうんや」

にたり、とにやける向かいの顔。


反対側を向いて何かを呟いた。


そして幸せそうな顔でまたこっちを向く。

「いま何言ったの、」

丸山「なーいしょ、」

「言って」

「いーわないっ、にゃっ！」


変なところでボケをかまして来やがる。。

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