7話 ページ9
A(1組1組〜)
(さてと、早くとって帰ろ)
もっとためらえばよかった
周りの声をもっと聞けばよかった
誰かがいるかもしれないって
考えればよかった
でも、もう遅いみたいです
A「へ。」
『んんっ………侑…』
宮侑さんが彼女さん以外の
女子とキスしている
侑「………」チラッ
A「っ!?」ガタッ
(しまった………)
『っ!おっ、音嶺さんっ………』
『ほ、ほなまた明日ね!』
A「あっ、ちょっと?!」
「………」
どういうことだ
え?まって、さっきのこは
鈴野さんじゃないよね
てことは…これって浮気なんじゃ………
侑「おい、普通顔。」
A「はっ、はい?!」
侑「このこと鈴野に………いや
誰にも言うんやないで」
A「なんです、
鈴野さんがいるのになんで
他の女子とキスなんてするんですか」
侑「………?アカンの?」
A「いやダメですよね?!」
なんなんだこの人………
浮気を普通のことだと思ってやがる
A「普通彼女がいたらその人の
ことだけを考えるものなのでは」
侑「はぁ?んなわけないやろ」
「さっきの奴普通にかわええし
スタイルもええし?
寄ってくる奴はみんなキープしとるよ
いつでも遊べるようにな」
A「………じゃあ鈴野さんは?」
侑「………あぁ」
「鈴野は彼女やで?
ま、遊びやけど」
軽々しくそんなことを言うこの人に
とてつもなく腹が立った
私は思わず声を荒げていた
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作者名:ぽてとふらい | 作成日時:2018年9月17日 22時