２話 ページ4
A「おはよー」
萩野「はよー」
と、私たちが挨拶をすれば
おはよーと返事をしてくれる
クラスメイトたち
うーんいいねこの瞬間
『また侑と鈴野一緒におるんやけど』
『朝からキスとか見せつけなん？』
『あれホンマウザいんやけど
あのクソビッチ女………』
萩野「おーコワイコワイ」
A「恐ろしい〜」
萩野「嘘っぽい」
A「え」
萩野「なんでみんなして侑、侑って
治くんのがカッコええやんか」
A「そういえばクルミちゃん
宮治さん派だったよね」
萩野「おん！
控えめなとことか紳士なとことか
ホンマに超カッコええやんかっ！」
A「そうなんだね」
クルミちゃんは宮治さんのことが
本当に好きなんだなぁ
いいねぇ、恋する乙女はかわいいねぇ
鈴野「おはよう」ﾆｺ
侑「はよー」
萩野「あっ、来たで」
A「ホントだ」
(朝からキスしちゃう
熱々カップル様だ)
こんなことできちゃうくらい
お互いに好きなんだろうね
A(………そういう関係って
ちょっとだけ憧れるなぁ)
(なーんてね)
萩野「うへぇ〜朝から
くっついとる、おぇえ」
A「仲よしだね」
萩野「…アンタ、ほんと優しいよな」
A「え？」
鈴野「おはようクルミちゃん、音嶺さん」
萩野「あーおはよ」
A「おはようございます」
萩野「………チッ、なんなんアイツ
私には名前でAには苗字とか」
A「？クルミちゃん
私別に気にしてないよ」
萩野「だぁあぁあっ！！
アンタは鈍すぎる！」
A「えっΣ」
名前と苗字ってだけだよね？
何がダメなんだろうか
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作者名：ぽてとふらい | 作成日時：2018年9月17日 22時
