2恋歌〜軽音部の彼〜

87♪ ページ43

？: ねえねえー、君

あ: え…？






後ろを振り向くとチャラそうな人が3人おった






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男1: 今暇？

あ:…暇じゃないです…

男2: 少しだけ俺らと遊ばへん？

あ: …結構です

男3: えー、ええやん！







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しつこいな…





どこまで付いてくる気なん？






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男1: ねぇ、いいやん！

あ: きゃ…！






無理やり腕を引っ張られて、好きでもない人に抱きつかれてる





気持ち悪くてしょうがない…






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？: お兄さんたち！その子嫌がってるやろー

男1: はぁ？ 笑





すぐそばから声が聞こえてそちらの方向を向いた







そこには地黒なのかそれとも日焼けして黒いのか、男の人が立っていた






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？: 離したってくれへんかな？

男2: 何だテメエ…

？: 俺はここの海の家のオーナーやけど？





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目の前には私が何か買おうとしていた海の家があった






この人がここのオーナーの人…？







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男1: そ、そうか…

男3: …行こうぜ…





そう言うとさっきの3人は私を離してどこかえ行った






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ふぅ〜、とりあえず助かった…








あ、お礼言わな！







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あ: あの！………ありがとうございました！

？: あはは 笑 ええよええよ！ナンパされて困ってる女の子いっぱいおるから！お安い御用やで！



何だかすごいニコニコしてる人やな〜

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