エピソード42＋作者コメ ページ42
紬｢A｣
A｢ん、何？｣
この声は紬かな。何だろう
紬｢口開けて｣
………
A｢もうその手には乗らないよ｣
紬｢…………じゃあ俺が口開けるから、Aがあーんして｣
引き下がらない…
A｢なんで今日は甘えん坊なの…｣
スマホ弄りながら話してたら、紬に取られた。何すんだコノヤロー
紬｢…ダメ？｣
はうっ…………か、可愛い…。じゃなくて
A｢…成人女性が上目遣いで釣れると思ったら大間違いだぞ……仕方ないなぁ。はい、あーん｣
食べようと思って開けてたプリンを、スプーンで掬って紬に向ける
紬｢あーん♡｣
絶対今、語尾にハート付いてただろ
紬｢美味しい……！はい｣
ん？何故紬は私にプリンの乗ったスプーンを向けてるのかな…
紬｢ほら、Aの番だよ。あーん｣
A｢絶対しないから…って、うわっ！？｣
後ろから紬にガッチリとホールドされてしまった。動けないな、あーんの拒否権無いの？
紬｢俺がさっきやったみたいにやってみて｣
えー……。皆の前で語尾にハート付けてあーんって言うの嫌なんですけど。でも、今日だけなら……
A｢あ、あーん♡………美味しい…！｣
紬｢だよね！｣
丞｢な、面白いだろ？｣
至｢まぁね｣
丞｢あいつら、20年間同じようなことやってたんだよ｣
至｢そのくせ二人とも互いの気持ちに気付いてなかった、と｣
丞｢そうだ｣
至｢あんなにわかりやすいのに…｣
A｢2人もプリン食べるー？｣
丞｢お呼びのようだな｣
至｢そうみたいだね。Aが食べさせてくれるの？｣
A｢ううん。そんなことしたら紬があーんを強請ってくるからしないよ！丞は？｣
丞｢食べる｣
A｢了解！｣
今日もMANKAI寮は賑やかです！
─作者コメ─
幼馴染は劇団員【月岡紬】を読んでいただきありがとうございました。キリがいいと思う所までかけたので、ここで1度終わりにしようと思います。この後からは短編を作っていく予定です
3ヶ月程でしたが、ご愛読ありがとうございました
終わり
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鈴猫(プロフ) - あきんぬさん、返信遅くなってしまい申し訳ございません。只今直しました。申し訳ございませんでした (2018年7月11日 18時) (
レス) id: 604b4216d5 (このIDを非表示/違反報告)
あきんぬ(プロフ) - はじめまして。名前変換可能って書いてあるんですけど、30話以降名前変換ではなく初期の名前になってます。確認の方お願い致します。 (2018年6月12日 8時) (レス) id: 2bbce94472 (このIDを非表示/違反報告)
由季(プロフ) - 納得いきました。手間をとらせてしまいすみませんだした。作品は好きですので此れからも頑張ってください。 (2018年2月16日 8時) (レス) id: 56bc0b29eb (このIDを非表示/違反報告)
海鈴(プロフ) - 由季さん、コメントありがとうございます。エピソード14を読んで頂ければ、夢主が至兄さんと呼んでいる理由が分かると思います。それでも分からない場合は説明するので、もう1度コメントして下さい (2018年2月16日 0時) (レス) id: 604b4216d5 (このIDを非表示/違反報告)
由季(プロフ) - はじめまして。少し気になることがありましたのて失礼します。作品中にヒロイン24歳となっていますが至さんは23歳なのでお兄さんにはならない思います。公式でも紬24歳、至23歳なので。 (2018年2月16日 0時) (レス) id: 56bc0b29eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鈴猫 | 作成日時：2018年2月8日 15時
