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あの時ウユンさんは震えていた。
ずっとスニョンと話したりスマホを見たていたがふとウユンさんのことが気になった。
ウユンさんが部屋の中に入ってすぐ買い物に行ったヒョンたちが帰ってきた。
俺はヒョンたちが帰ってきたのを知らせるためにウユンさんの様子を見に行くことにした
『もしもし誰ですk「....」!?』
電話の相手の声は聞こえなかったがスマホが落ちる音がした
急いで部屋のドアを開けると床に座り込んだウユンさんが震えていた。
「ウユンさんヒョンたちが来たぞ」
こういうとき何て声を掛ければ良いのか分からなくてヒョンたちが来たことを伝えた。が余計にビビらせてしまった。
『あ、ウジさんごめんなさい!今ご飯作るので』
震えてるのもびっくりしたことも何かあったのだろうと目に見えてわかるのに作った笑顔を貼り付けていた
WZ「大丈夫か?」
『ん?何がです?』
あ、まただ。
WZ「さっき震えてた気がするから」
『え?震えてましたか??俺は全然平気ですよ』
そう言って俺から逃げるように立ち去った。
あれからウユンさんが気になって仕方なかった。心配で見ていたら何回か目が合うけど合った途端目線をはずらせる。
無意識に俺はキッチンに足を運んでいたスニョンから何か言われたが無視をしてウユンに駆け寄った
WZ「.....」
『どうしましたか?あ、お腹空いたんですよね。もうできました!』
用もないのに来た何て言えないなんて言おうか考えていた
WZ「.....」
震えまだ止まってないのか...俺が目線を下にすると震えを隠すかのように皿を持ち出した
WZ「...俺が持ってく」
『え、すみません』
何度かウユンさんが大きい皿を持とうとしたが無意識のうちに身体が動いていつの間にか手伝いをしていた
「ジフナ(ヒョン)が動いてる」みんな口揃って同じこと言うなよ
ウユンさんが作る飯はうまかった久しぶりの手作りはうまかった。
俺もご飯を沢山お変わりした。
今は大丈夫だろうか。震え止まったのだろうかと作業室に子守曲を作ろうと思ったのにさっきからずっとこの調子で何もはかどっていない
時計を見るともう次の日になっていた。
頭を冷やすために俺はシャワーを浴びることにした
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作者名:なみだ | 作成日時:2018年12月1日 18時