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スンチョルside
マネヒョンに会議室に呼ばれたかと思うとそこには男とは思えないほどの細さに白い肌でジフンと同じくらいの身長の子が目を見開きこっちを見ていた。
ヒョンが黙々と話をしてる中ウユンと言うやつは黙って話を聞いていた。
「ウユンは俺がいない約2ヶ月の間はお前らと一緒に住むから仲良くしてやってくれ」
『....は?』
決して低くは無い声が響いた。
ヒョンの爆弾宣言より俺だけでなく全員がびっくりしたと思う。
解散したあと俺とウユンはヒョンと話すために残った。
本当は女の子だったそう言われ最初は理解できなかったがウユンとヒョンの話を聞いて嘘ではないんだと理解できた。
SC「ここを曲がったら白い家が見えるはずなんだが...」
目の前にある白い家きっとここがウユンの家...なはずだがでかすぎる。
"着いたんだけど"
ウユンが出ていく前に交換したカカトクにメッセージをおくった
"すみません。まだ準備できてなくて...待たせるのも悪いので入ってきてください。"
入ってこいって....仮にも男装してるからって女の子だろ...
そう思いながら車を置いて渋々家に入った
『あ、スンチョルさんすみませんシャワー浴びてて...』
SC「!?」
目の前にはさっきまで男装していた子が少し濡れた綺麗な髪を拭きながら出てきた。
正直ジョンハンと同じいやそれ以上綺麗な顔立ちをしている。俺は言葉を失いそのまま立ち尽くしていた。
『?お〜い!スンチョルさん!』
SC「.....」
『...スンチョルオッパ?』
SC「へ?」
やらかした..不意に言われた"オッパ"
Caratにオッパと呼んでくれる人がいて慣れていたはずなのに彼女に言われると何か新鮮で心のどこかが温かくなった気がした。
『ふふ。間抜けな声ですね。準備ができました!』
俺が脳内と戦ってる間彼女は準備が終わってようだった。
長かった髪がウィッグで短くなり一瞬見せた愛らしかった笑顔がキリッとした笑顔に変わりさっきまでの彼女が気のせいかのように男らしくなった。
SC「お前さっきと全然違うな」
『さっき?』
SC「会議室にいた時は冷たいやつだと思ってたけど案外かわいいんだな」
『!?な、何いってんですか!//』
SC「会ったばっかで言うのもあれだけど俺は今のほうが好きだぞ」
『////』
助手席に乗ったウユンは顔を真っ赤にしながらあたふたしていた。
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作者名:なみだ | 作成日時:2018年12月1日 18時