とある少女の物語 (ページ3)

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幼稚園とか言うとこに入園したページ3

新しい命を受けてはや3年。
私はこれから幼稚園の入園式に行く
幼稚園の名前は『キメツ幼稚園』
どうやらキメツ幼稚園は幼稚園から大学まであるらしくキメツ幼稚園の理事長から招待が来た子以外は入れないらしい。
そして私に招待が来て両親は大喜び。
送迎もついているので一発で入園決定。
そして今日が入園式。
お父さんとお母さんと仲良く手を繋いで幼稚園に向かう。

お母さん「楽しみね〜」

私よりもお母さんのほうが楽しみにしているように見える。
前は勉強とかしてなかったからね…
一応私もそういった場所は初めてだから楽しみにはしている。

両親と喋りながら着いた先の門には記念撮影をしている人で溢れていた

おー…凄い人だな…

感心していると記念撮影をしている園児たちの中に見覚えある人が何人かいたけど多分気のせい。

撮影は帰りにして中に入る。

「入園生はこちらでーす。保護者の方は先に会場にお願いしまーす」

制服を着た学生さんが案内をしていて両親と離される

お母さん「あら、ここでお別れらしいわね。じゃあいい子でね。」

そうしてお母さんたちと別れて学生さんにお花を胸につけてもらったりして指定された場所に並ぶ

「それでは拍手でお出迎えください。入園生,入場」

目の前の扉が開かれてとりあえず前に進んでこれまた指定された場所に座る

「呼ばれた人は立ち上がって元気よくはい！と返事をしてください」

「滅組」

おいおい、物騒な名前だね…

「我妻善逸くん」

思わず吹きかけてしまった。

前の方でガタッ！と音がして見慣れた黄色の頭が見えた

「ひぃっ！爺ちゃんこわいよぉ！」

泣き声が聞こえてまたガタッと音がして黄色の頭が見えなくなった

…………今の完全に善逸だ！てことはみんなもいるのかな？

「竈門炭治郎くん」

やっぱりみんないるんだ…！

「はいっ！」

元気のいい声が聞こえる。

「不死川玄弥くん」

玄弥…！今の処誰一人欠けてない！

「はい！」

「佐倉実鈴ちゃん」

これは私の名前だ。

実鈴「あまnはい！」

あまね様、ご壮健で何よりですと言いかけたがなんとか言い直す。

今気づいたよ！この声の主はあまね様じゃん！
聞いたことあるなと思ったら！

「栗落花カナヲちゃん」

ﾋﾟﾝｯｺﾛｺﾛｺﾛｺﾛ…ﾊﾟｼｯ

コインを投げたんだろうなと簡単に予想ができる。

そして返事は無くて椅子に座る音が聞こえる

「……嘴平伊之助くん」

「おう！」

そうして隠組の点呼に移り点呼が終わった