無防備すぎる彼女 (ページ10)

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再生が始まるといきなり男女が交わってる影像

淳太が途中まで再生してたからか…？

「ね、ねぇ、これホントに面白い映画なんだよね？」

『なんやろな？これ』

どこか不安なのか俺のTシャツを握ってる

"濵ちゃんはちょっと我慢せなあかんかも"

淳太の言う通りや、Aがその気になるまで我慢せなあかんのは俺の息子も悲鳴をあげそうや

部屋中に知らない人の喘ぎ声が響いてる

レコーダーのリモコンに手を伸ばそうとするAを止める

「崇裕ｯ」

我慢できなくなるから顔を見るのはしてなかったど名前を呼ばれて反射的にAを見ると刺激が強すぎたのか涙目になりながら俺の顔を見ている

それでも我慢して目線をテレビに向ける

あかん、知らんやつの声でも下半身が…

「カップルは皆これするのｯ？」

今にもこぼれ落ちそうな涙を見ると逆に興奮してまう

『せやで？しやん方がおかしいと思う』

根拠もない言葉が口から出る

「じゃあする」

『え？』

「カップルやもん」

その瞬間待ってましたと言わんばかりにAの体が俺の手によってソファに沈んだ