その転校生"一応"幼馴染

一応 ページ8

神ちゃんに家まで送ってもらい玄関をあける




「お兄ちゃ〜ん、ただいまー」



『おぉ、おかえり』



「ねぇ、お兄ちゃん」



『ん？どした？』



「のん、覚えてる？」



『あぁ！せやせや！』



「え、なに」



『望またこっち戻ってきたんやて！』



「やっぱり…」



『同じ高校って言ってたで？見かけた？』



「見かけたもなにも、、同じクラスやし…:」



『ほんま！！？よかったやん！』



よくないよ…

うち、あんな、のんしらない

私が知ってるのんはあんな無愛想やないもん。。



『そんで、明日望の家族と晩御飯食べることになってん』



「分かっ…へっ？」



『さっき望のお母さんから電話来てまた再開できたんやから崇裕くんとAちゃんウチに来な〜って誘われたから。明日バイト？』



明日…



「バイトやわ」



これは、小瀧家との食事を、こ、と、わ、れ、る、か？



『ん〜、バイト変わってもらってや』



「…そこまでして小瀧家と食べなあかんの？」




『やって、久しぶりに再開したんやで？』



「今月、あんま入ってないから給料少なくなるやん。」




『バイト何時まで？』



「6時半だった気がする」



『6時言われたけどちょっとぐらい遅れても平気やろ！バイト終わったらそのまま望の家向かって！昔と家の場所変わってない言うてたから！』



もうダメだこの人



「はぁ、分かったよ」





絶対気まずい〜!

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