その転校生"一応"幼馴染

一応 ページ22

いつものように下駄箱で神ちゃんと合流



「おはよ」



神山『おはよう』



下駄箱に靴をしまい上履きに履き替える



ん？



「痛ｯ」



神山『どした？』



上履きに足を入れた途端チクッと痛みが走った




上履きを脱ぎ足の裏を見る




「っえ？」



足の裏には画鋲が3個刺さっていた



神山『なんやねんそれ！！靴下脱いで』



言われた通り靴下を脱ぐ



靴下と共に画鋲もポロポロと足の裏から抜ける



少しずつ血が滲んできて



「なん、で、？」



誰が、やったの？



神山『とりあえず保健室行こ？な？立てるか？』




神ちゃんの肩に腕を回しケンケンで保健室に向かう




上履きに画鋲なんか、誰が？


怖い


やだよ。

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