その転校生"一応"幼馴染

一応 ページ25

男子『よし！みんな揃ったな！！しゅっぱーつ』



みんな仲のいい友達と並んで広がって歩いている


神ちゃんやって他のこと歩きたいはずやのに、
私と歩いてくれる



ほんま、どう育てたらこんないい子になるんや…



「やだぁ」



神山『もう諦め』



「無理やってぇ！」



神山『俺もいるから大丈夫やろ？』



「神ちゃんちっちゃいから…」



神山『関係ないやろ…』



「いや、あるやろ」




そんな会話をしていたら後ろからこんな話し声が




？『望ｩ、私、怖いの苦手なのお』



望…

きっと中野さんとのんだろう



中野さんはのんにずっとくっ付いている



まるで自分のモノのように



中野『望ｩ、私のこと守ってね？』



小瀧『…おん』



なんでOKしてんの、、


無意識に後ろを振り向くとパチっとのんと目が合った


すぐに逸らしたけど



しかも、中野さんと腕組んでたし



やだ。


見たくなかった。



神山『…気にせんと、俺だけ見てや』



そんな声今の私には聞こえなかった

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