39話 嗚咽 ページ9
美優紀side
｢次の日も、次の日も詩乃ちゃんは呼び出された。
私は、怖くて…助けられなかった。｣
風｢何でなんだよ!!｣
風斗は冷たく言った。
｢何でって、みんながみんなヒーローじゃないの。口ではみんなヒーローがいいって言っても、そんなの、ただの綺麗事じゃない!!
風斗くんだって、守れなかったじゃない！後から言ったって、ずるいよ！｣
ここで泣いたら私の敗けだ。泣くな、泣くな…。
｢雅臣さんは、多分気づいてると思う。アイツらズルいから、服で隠れる所ばっか殴ってるはずだから。｣
風｢ごめん、ごめん…詩乃。僕は、何を見てきたんだ…。ずっと辛かったのに…。｣
風斗くんは、アイドルとは思えないほど、顔をぐちゃぐちゃにしながら泣いた。
風斗くんの嗚咽だけが病室に響いた。
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革ベルト
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きい - かなり泣けました(。>д<) この夢小説には、flumpoolの「大好きだった」という曲が合ってると思います。ぜひ聴いてみてください。 (2017年8月18日 4時) (
レス) id: dd1efae2a5 (このIDを非表示/違反報告)
きい - かなり泣けました(。>д<) この夢小説には、flumpoolの「大好きだった」という曲が合ってると思います。 (2017年8月18日 4時) (レス) id: dd1efae2a5 (このIDを非表示/違反報告)
*Haru* - めっちゃ感動しました!!後半の風斗君が主人公ちゃんを思う気持ちがすごく好きです！この作品を読んで、前向きな風斗君もいいな、と思いました!!これからも作品作り頑張ってください!! (2017年1月2日 13時) (レス) id: e19b2f5049 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めい | 作成日時：2016年11月5日 18時
