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土蜘蛛「あぁ。構わんぞ」


オロチ「ありがとうございます。勝手なことを言ってすみません」


土蜘蛛「気にするな。それに、その人間とは吾輩も話してみたいしな」



次は、エンマ大王に報告だ



ー大王の部屋ー


オロチ「その人間の同意のもとで、影と暮らしていたようです。影が病室から連れ出したらしく…」


エンマ「誘拐じゃないのなら安心した。とりあえず、妖魔界に影響を与えるような存在でもないようだな」


オロチ「これからは人間界の土蜘蛛殿の屋敷に住むように促してきました」


エンマ「それなら、問題ないだろう」


ぬらり「オロチ、ちょっと来てください」


ぬらりひょん議長についていき、廊下へ出た


ぬらり「土蜘蛛の屋敷に行けば、その人間に会えるわけだな」


オロチ「えぇ。土蜘蛛殿の屋敷なら、ぬらりひょん議長が行っても誰にも怪しまれることはないと思ったので」


ぬらり「手間をかけさせたな」


オロチ「このくらい、良いですよ」


ぬらり「恩に着ます」




そろそろ私はいつもの場所に行くか

展望台から、また町を見守るとしよう

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作者名:幻想 | 作成日時:2018年3月3日 10時

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