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ムゲン地獄の第7階層
一部の空間が捻じ曲げられているそこには誰も近づくことがなかった
今までは…………
ケータ「ねぇウィスパー、これ何?」
ウィスパー「そ、それは触らない方が良いでウィス!」
ジバニャン「触ったら怒られるニャンよ!」
ケータ「怒られる?誰に?」
何も知らないケータはその歪んだ時空の入り口に触ろうとしていた
妖怪達には、ドス黒い人間の邪心が渦巻いているのが見えているだろう
ウィスパー「とにかく!それはマジでヤバいやつですから!触ってもし、ケータ君の身に何かあったら……」
ジバニャン「さっさと次行くニャン!」
ケータ「ちょっとだけでもダメ?」
ウィスパー「あそこから人間の邪心が漏れ出しているのが見えないんでウィスか⁉」
ジバニャン「こんなとこにいたくないニャン!」
ケータ「あの中、どうなってるの?」
ウィスパー「詳しいことはエンマ大王様にでも聞いてください!」
ケータ「……じゃ、そうしよっかな」
ジバニャン「まったく…。早く帰りたいニャン」
そんな外の声は、すでに意識も朦朧としているAの耳には届かなかった
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作者名:幻想 | 作成日時:2018年3月3日 10時