【ジョジョ】【ヒロアカ】暗殺者でもヒーローになれますか (ページ38)

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34話※回想ページ38

私は、ローマの金持ちの家に産まれた

綺麗なドレスや大きな家

それは、裕福な生活を送っていた

だがそれは、幸せではない毎日だった

母は、自分の言うことが全てだというように、
抵抗したり意見すれば暴力を振ってきた

父は、いつも私のことを“出来損ない”と言う
どれだけ努力しても、何も認めてはもらえなかった

そんな毎日が続いていた

．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．

ある日のこと

私が5歳くらいだっただろうか

聞いてしまったのだ

．

．

．

麻薬の密輸の話を

それはすぐ、気づかれた
母と父は、極悪非道のギャングだったのだ

母は、殺せと大きな声で言う
父はナイフを向けてきた

私は部屋を飛び出して、両親の寝室へ逃げ込み、鍵をかけた

その時、私は恐怖でいっぱいだった
どうすればいいか、その時すぐに思い浮かんだのは

殺すという行為だった

その行為をすると決めたときには、恐怖なんてなかった

寝室の棚の中には拳銃がある
父が持っていた物なのだろう

二人がドアを蹴破ってきた瞬間

私は銃の引き金を引いた

6発打った玉は3発ずつ二人に命中した

この時私は、初めて人を殺めた

このことは、次の日に来た召し使いに通報された
何故か、正当防衛は認めてはくれなかった
きっと、召し使いが手を回したのだろう
いつもそうだ

誰も私を認めてはくれない

私は、檻の中にいるとき、何回も思った

．

．

．

あんなクズの家に産まれて恥ずかしいと