ep．8 ページ10
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「はい、自己紹介ありがとう。他クラスのの人とも関わることが多いと思うから把握しておいてね」
そっか、全員見ておかないと！
そう思い、みんなを見渡す。
みんないい人そうで安心ー、でも私も負けずに頑張らなきゃ
「では、学級委員の中の役割分担をします。
4組まであって計8人です。役割は大まかに、企画担当、実行担当の二つにわけられるわ。
各クラスどちらかを選んで欲しいのだけれど、今話し合える？」
『はい！』
返事をし、風楽くんの方を向く。
『風楽くん、どっちしたいー？』
「別にどっちでもいいけど、Aは？」
『うーーーん、』
私もどっちでもいいなんて言ったらだめだもんね、
でも実行の方楽しそう！
『じゃあ実行担当の方やりたいな！』
「おっけ、じゃあ僕は企画担当するね」
やったー！風楽くんは優しいなー
「決まったかしらね、では企画担当の人手挙げて
…次、実行担当の人手挙げて」
『はい！』
私は元気に手を挙げた。
ま！誰よりも元気でいたいしね！
「ありがとう。こちら側で担当の中のリーダーを決めさせてもらうわね
では、最後の挨拶を……渡瀬さん、お願いします」
『はいっ！？…えと、起立、例…ありがとうございました！』
いきなりの指名は心臓に悪いってぇ……先生、
私はゆっくり席から立つ。
風楽くんに着いて行こうとする。
『ねー風楽くん、教室まだ、委員会の話してるんじゃない？』
「あー確かに、廊下で待ってよっか」
そう言い、教室前で待つ。
風楽くんとなんか話そうかな…？
『ね、風楽くんさ、なんで学級委員しようと思ったの？』
「え、うーん、なんでだろ…？w
シンプルに楽しそうだなーなんて思っただけ！w」
わ、風楽くんぽいっていったらぽいなー！w
……暇、
「ね、Aはさ、僕と仲良くしたいって思う？」
『え、っと…？まぁ、普通くらいには仲良くしたいけど、？』
「ふーん、そっか…」
『え、どう言うこと…？』
ガラガラ……
「あ、委員会終わったから入っていいよー！」
「あ、ありがとうございます！」
そう言い風楽くんは教室に入って行ってしまう。
仲良くしたい…？ってどう言うこと？
私の頭はぐるぐるしていた。
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作者名：おあ | 作成日時：2024年3月22日 21時
