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ep．15 ページ17
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次の日、朝起きると時間は6:00だった。
私結構早起き得意なんだよね〜！
今日は……部活見学の日か〜
『行ってきまーす！』
私は着替えを済ませ、ご飯を食べて、家を出た。
外は晴れで春らしい暖かさが広がっていた。
そして私の目の前には、春が似合う彼がいた。
『奏斗くん……！』
「Aおっはよ〜！」
『え、一緒に行く約束、したっけ…』
「いや久しぶりに一緒に行かないかなーって思ってさ！
嫌だった…？」
う、ずるいって……
別に嫌ではないけど、
奏斗くん、モテるし…女の子に狙われたら面倒だなーなんて思っちゃった、
ま、奏斗くんなら何とかしてくれるっしょ！
『全然！早く行こー！』
「お〜元気だなぁ」
奏斗くんの手を掴んで歩き出す。
え……奏斗くんの手…でか、
「A…手ちっちゃ、」
『はいぃ！？』
考えてることが一緒すぎて過剰反応しちゃった…
いやいや……本当過剰反応しすぎじゃ…？
どうしたんだろ、私。
「本当ちっちゃくて可愛いね」
『う、奏斗くんのばか！それより早く学校行こ！』
さっきみたいに手は繋がずに学校に歩き出す。
奏斗くんは笑いながらこちら側へ歩いてくる。
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作者名：おあ | 作成日時：2024年3月22日 21時
