ep．11 ページ13
．
私は自分の席に戻る。
今日は自分で作った弁当だ。
うわ、1人なのやだな〜…
なんて思っていると、
「あ！いたいた！Aちゃーん！
一緒に、ご飯食べよー？」
『え、！いいの！』
雲雀くんが席に来て、私を誘ってくれた。
風楽くんもいるっぽい。
「じゃあ着いてきて〜！」
そう言い私は雲雀くんに着いていく。
多分…屋上に行くのかな？
『わー！屋上…結構高いんだね！』
「あ、Aやっほ〜」
『風楽くんじゃん、ども！』
「じゃ！ご飯食べよーぜ！」
いただきまーすと言ってご飯を食べ始める。
『2人ともモテるんだね〜流石』
「Aもモテそうだけどね」
『いやぁ〜私はモテないよ、』
プルルルルルル……
「あ、ごめーん、先輩から電話だ」
そう言い雲雀くんはその場から去る。
「ね、A…？」
『っはい、？』
いきなり風楽くんに名前を呼ばれてドキッとする。
「昔さ、Aが言った約束、まだ覚えてんだけど、
俺、ちゃーんと、迎えにきたよ？」
『っえ……？やく、そく…？』
約束ってなんのことだろ……
迎えにきたの意味もわかんないし、
『ごめん、私約束…覚えてなくて、』
「じゃ、言っていい？」
『えぁ、何…を、？』
風楽くんは私との距離を詰めてくる。
そして、私の頬を掴む。
え、何この状況！？！？
顔……ちっか、
．
．
「好き」
．
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作者名：おあ | 作成日時：2024年3月22日 21時
