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「何で呼んでくれなかったんですか⁉」
「仕方ないだろ？昨日決めた事だし。お前らも仕事があっただろーなーって思ってさ」
「…俺の都合は無視してたのにですか？」
「お前は暇だろ、基本的に」
「これでも一応アイドルですから！」
オフで良かった！と怒り気味に言った二階堂。それを見て怒るなと頭を撫でる速水さん。
夕陽からは聞いていたが、二階堂も速水さんの後輩だった。だからあんなに仲が良いように見えるのか。
「酷いよ！俺達もオフだったのに！」
「次からは僕達も忘れずに呼んでよ？」
「わかりました…ですから、お二人は俺から離れてくれませんかね⁉」
「イヤだ！俺今、怒ってるんだから！」
…一方、夕陽はRe:valeに抱きつかれ身うごきが取れなくなっていた。どうやら宴会の件でハブられたことが悔しかったようで。
「(一応…俺もオフだったんだが)」
なんて、思ってみる。
「夕陽！この後予定ないんだったら、俺たちの事務所でパーティーやろう！」
「ね、良いでしょ⁉TRIGGERの皆もさ！」
「お、俺達もですか…？」
百さんの突然の提案に戸惑う俺達。
まぁ…明日が早い分、今日はもう終わりではあるが…
「ーーーあーすまんな。俺と夕陽はムリだ」
「えっ」
「ちょっと野暮用でな。」
楽しんで来てくれ、そう言うと速水さんは夕陽の肩を掴んで先に楽屋に戻って行った。
「…そんなぁ」
残されたのは涙目の百さん。
戸惑う龍と木野谷さん、呆れた様子の天と火原さん。
そして険悪な千さんとレオさん。
ーーーなんとも気まずいメンバーが残されてしまった。
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作者名：緋川聡 | 作成日時：2017年8月20日 12時
