い ち ご の 王 子 様 2 n d 【すとぷり】

いちごがななじゅうろく(るぅとside) ページ42

Aちゃんとはすとぷりのみう太になる前に1回だけ、

歌ってみたコラボをしてた。


だから、加入には反対しなかった。

むしろ嬉しかった。



もっと仲良くなろうって思った。





Aちゃんは優しくて、可愛くて、面白くて、ちょっと馬鹿で、



僕達には無いとダメな存在で。






僕、知ってるよ？



Aちゃん、人前であまり泣かないのって、


周りを気遣っての事なんだって。



ねえ、もっと僕達を頼って？



泣きたいくらい辛くて苦しいなら


僕達に話して？



僕は、僕達は、少しでも君の力になりたいの。





『恥ずかしくても、歌くらいは自分を出さなきゃダメだよ』




マイナス思考な僕を見て、君が言ってくれた言葉。


すごく嬉しかった。


その時の君はとてもキラキラしてて。



困ったことがあると、僕はすぐAちゃんに相談した。









ねえ、


少しでも君の重荷が無くなるように、


僕にも少し、持たせてくれないかな？


もっと君とちゃんと話したい。


だから戻ってきて。






ねえ、



"神様、僕の希望を返してください"




Aちゃんは僕の光なんです。希望なんです。


彼女が自分のことを影がない透明人間なんて言うけど、


全然そんなことない。


Aちゃんは

誰よりも綺麗で、


世界で1番キラキラ輝く僕の希望。


僕の大切な人。


早く帰ってきて。お願いだから。

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