い ち ご の 王 子 様 2 n d 【すとぷり】

いちごがろくじゅうさん ページ29

『ころん先輩？ころん先輩かー。えー。んー。』


こ｢なんもないとか言わないでよ｣


『……』


こ｢え、目逸らさないでまってほんとに無いの？｣


『あるけど、言いたくないなーって。』


こ｢言えよ｣


な｢みうちゃん、言っちゃお？｣


『んー、なーくんが言うならー。
ころん先輩にはね、ふざけんなって感じかな。
よくもこんな所に連れてきたなって感じ』


こ｢え……｣


『こんな綺麗なところ知っちゃったら後に戻れないじゃん？
ここに居たいって思っちゃうじゃん？
歌ってリスナーと話せるだけでいいって思ってたのに
すとぷりがないと困っちゃう人間になっちゃいました。』


『うん。感謝はしてるけどこんな景色見れてよかったけど。』


こ｢じゃあいいじゃん｣


『嫌いなとこはね、余裕ぶってる態度と先輩ぶってるのと
自分かっこいいって思い込んじゃってること。
あと、歌い方が無駄にかっこいい所と感情表現が上手なとこ。』


さ｢最後ほめてね？w｣


『気のせいだよ。
好きなところ……んー……
なんだかんだ僕の面倒ちゃんと見てくれてるとこかな……
1番付き合い長いし。僕を連れてきてくれてありがとね。
ころんくんありがとう。』


こ｢…急になに、こちらこそありがと｣


ジ｢ころちゃん照れてるー！｣

こ｢うるせえ！！｣



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