お気に入り200突破記念《歌い手デビューしたあの日》 ページ18
数年前────
この時、僕はお兄ちゃんの家に居候していた。
『お兄ちゃん』
僕はお兄ちゃんを見て言った。
そ「なに?」
お兄ちゃんはスマホを見ながら答えた。
『お兄ちゃんって歌い手なの?』
そ「そうだよ?」
『それ簡単に言っていいんだ』
そ「Aになら言ってもいいかなって」
『あっそ、でさ。本題入るけど、
僕も歌い手やってみたい。』
お兄ちゃんはスマホから目を離し僕を見た。
そ「…ほんとに?」
『うん。でもまだ機材とか買うお金無いから、
一人暮らしするまではお兄ちゃんのやつ貸してもらってもいい?』
真剣な声でそう言うとお兄ちゃんは
微笑んだ。
そ「そっか、わかった」
『…!いいの…?』
そ「可愛い妹の頼みだからね。
でも兄ちゃんから1つ条件を出します。」
お兄ちゃんは人差し指を上に向けた。
『…なんでしょう』
そ「俺にMIXさせて。出来れば今後も」
『え、いや流石にそれは』
そ「じゃあ貸さない」
『むぅ…』
コノヤロウ…
そ「どうする?」
『わかった。MIXお願いします。
でも、僕もMIXできるようになりたい』
お兄ちゃんは僕の頭をぐしゃっと撫でた。
『…なに?』
そ「かわいいなーって。わかったよ。MIXの仕方教えてあげる。」
『イケメンでかっこいいクソ兄貴の妹が可愛くないわけないでしょ』
そ「クソ兄貴言うな」
そうして、僕はお兄ちゃん付き添いの元、
初投稿作品で僕を象徴する、
"ストリーミングハート"
を投稿した。
その後、一人暮らしを始めて、
"如月アテンション"の投稿をした。
そこから日が経ち、僕はかけがえのない人達と出会いました────
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しろ - 実は最近悲しい事があって、精神的にも病んいました。でも、この最後の「帰ろっか、僕達の場所に」て所で泣きかけました。気持ちも少し晴れました。では更新頑張って下さい!楽しみに待ってますね!(*`・ω・)/ (2018年8月16日 21時) (レス) id: 70f9674b35 (このIDを非表示/違反報告)
rain(プロフ) - 落ちはジェルくん希望です! (2018年8月10日 2時) (レス) id: 7519d08f96 (このIDを非表示/違反報告)
紗菜(プロフ) - 見つけた人も落ちもころちゃんがいいです! (2018年8月9日 15時) (レス) id: 67418ed69a (このIDを非表示/違反報告)
唯愛(プロフ) - 自分的にはころちゃん落ちが良いです! (2018年8月9日 14時) (レス) id: 5508a07099 (このIDを非表示/違反報告)
のんみ - ころちゃんが良い!です!!見つけた人! (2018年8月9日 13時) (レス) id: f3f4ed8bc9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雛乃.莉月 | 作成日時:2018年5月17日 17時