い ち ご の 王 子 様 2 n d 【すとぷり】

いちごがよんじゅういち ページ2

-日曜日-




僕は荷造りをして待ち合わせ場所である駅に着いた。


まだ誰も来てなかった。


言い出しっぺのなーくんですらも。


『むぅ…10分前には着いとくもんでしょ』


そこから2分ほど経ってりーくんとるーくんが来た。


莉｢みんな遅いねー｣


『ほんとだよ』


る｢僕ジュース買ってこよ。なんかいる？｣


莉｢俺コーラ飲みたい！｣


る｢おっけーい、みうちゃんは？｣


『んー、綾鷹』


莉｢大人だー｣


『綾鷹って大人なのか？ww』



やばい、この2人ほのぼのし過ぎでしょ。

こっちまでのほほーんってしちゃう。

数分でるーくんは帰ってきた。


る｢まだ誰も来ない？｣

莉｢来てないよ〜｣


『流石に遅すぎじゃない？』


待ち合わせ時間から15分以上経ってる。


莉｢何かあったのかな…｣


ちょっと心配になってきた。

3人でソワソワしてると


な｢ごめん！遅くなった！｣


と残りの4人が到着した。


る｢遅すぎです！何してたんですか！｣


るーくん、おこかな？


ジ｢いやさ、俺とさとみくんは普通に間に合ってたんだけどね？｣

さ｢なんかななもりさんところんが変なのに絡まれてて｣


莉｢変なの？｣


さ｢そう、ころんのこと
こうたぁって呼んでて知り合いだと思ったんだけど、
ころんは知らないって言うし｣


こうたぁ…？


な｢ころんと一緒に来た俺が巻き込まれて、
ジェルくんとさとみくんまで巻き込まれたっていう｣


る｢ころん先輩が悪いんじゃん｣


こ｢いやしょうがねえじゃん！僕だってあんな変なのに会うなんて思ってなかったし！｣


『…ねぇ。その子ってさ…』


こ｢…大野さんだったと思う｣


『やっぱ？…ストーカーなんかあの雌豚。』


ジ｢雌豚ってww｣


な｢まー、話はあとにして行こっか！

ほれ、車あっちに止めてるから行こ！｣

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