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10話 ページ12

しばらく車を走らせると、病院へと到着した。
柚々奈を車椅子に乗せて病院の中に入り、診察の順番を待った。

15分ほどして、看護師さんの声が聞こえた。
看護師「鈴木さん、鈴木柚々奈さん、診察室にお入りください。」
達央「よし、柚々奈行くぞ。」
3人「失礼します」
主治医「なっちゃん、こんにちは〜」
柚々奈「こんにちは!」

この病院はツインズが生まれた病院で子供と障害児の医療を中心に行っている。
そしてこのドクターは小児科医で柚々奈の小児科と整形外科の主治医。
脳性麻痺のフォローと呼吸器疾患系の治療をしてもらっている。
また、柚々季が体調を崩した際も必ずこのドクターに診察をお願いする
このドクターは達央と同世代で医師の中では若いがとても実力のあり、温厚なドクターでツインズも大好きだ。

主治医「体調の方はいかがですか?」
聴診器とパルスオキシメーターを使い診察をしながら主治医が問いかけてきた。
A「酸素は日中は3L、寝てる時は5L使ってSpO2は98〜100です。ちょうど1週間前に夜発作があって、メプチンを使いましたが、元気です。」
主治医「今もSpO2は99なので酸素流量と薬はそのままで大丈夫ですね。ではベットに降ろしてもらっていいですか。」
A「はい。」
達央「俺やるよ。」
そう言って達央は柚々奈を抱き上げベットへ降ろした。
主治医「なっちゃんちょっと足触らせてね」
そう言って、膝を曲げたり、股関節をひらいたりする。
しかし柚々奈は内転緊張と突っ張りが強く股関節をひらいたり膝を曲げたりするの間難しい。
ただ自力では膝を伸ばせないのが困った点だった。
主治医「やっぱり硬いな…ありがとうございます。戻ってもらって大丈夫です。」
ドクターは達央が柚々奈を車椅子に戻すのを待ってから話し始めた。

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うたプリ大好き?(プロフ) - 続き楽しみしていますが、無理せずに更新来て下さい! (2017年12月12日 11時) (レス) id: 4e8990689c (このIDを非表示/違反報告)
寧音-nene-(プロフ) - うたプリ大好き?さん» コメント、また楽しみにしていただいてありがとうございます。最近私がスポーツを始め執筆ができていませんでしたが、徐々に再開しようと考えております。終わりではないので更新した際はご一読頂けると幸いです。 (2017年12月11日 22時) (レス) id: bc76580f16 (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています!このストーリーはこれで終わりなのでしょうか? (2017年11月29日 22時) (レス) id: 4e8990689c (このIDを非表示/違反報告)
寧音-nene-(プロフ) - 真由さん» ありがとうございます。現在作者がテスト期間中なので今週末更新予定です。もう少々お待ちください。 (2016年12月1日 23時) (レス) id: bc76580f16 (このIDを非表示/違反報告)
真由 - 更新待ってます!頑張ってください!! (2016年11月30日 21時) (レス) id: 8a659e5426 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:唯輝 | 作成日時:2016年5月10日 22時

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