◆黒執事◆～Soul in the mist 霧の中の魂～part1 (ページ48)

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◆47.制作の令嬢ページ48

窓際に並べられた3つのキャンパス

貴)「うん追加で2枚制作中☆今の所どれもいい

感じ(^∇^)」

セ)「それは楽しみですね何をお描きに?」

貴)「前ダメになっちゃった貴婦人と…」

セ)「と?」

貴)「…ナイショ(。-∀-)」←

セ)「またですか」←

貴)「未完成のものは見せたくないの(￣^￣)

超特急で仕上げたから3日もあれば出来るよ?

…完成したら見せてあげる＾＾」

セ)「楽しみにしておりますよ?＾＾」

貴)「うん」

セ)「では私はこれで失礼いたします坊ちゃんの

お休みのお時間ですので…A様はいかがなさ

いますか?」

貴)「私はまだ起きてる実はまだ描きたい物があ

るから(。-∀-)」

セ)「夜更かしはいけませんよ?」

貴)「分かってる(*´∇｀*)でも…寝ない方が良い

のかもね(^-^;」

セ)「ご安心ください今晩も見張りをたてておき

ますので…ごゆっくりお休みください」

貴)「ありがとう＾＾じゃあね」

セ)「お休みなさいませ A様…」

──ﾊﾟﾀﾝ

貴)「…おやすみ…」

独りの部屋でポツリと呟いた

シエル自室…──＜シエルside＞

シ)「3日後か…」

セ)「出発日は決定していても得体の知れない土地

です…お帰りはいつになるか…」

シ)「そうだな…なるべく早く帰りたいが…そうも

いかないかもな」

セ)「ではこの3日間の内に出来る限りの商談と

お勉強を片付けるといたしましょう

もちろんダンスも＾＾」←

シ)「それとこれとは別だ」←

セ)「では明日と明後日…2日間のレッスンかお

帰りになられてからダンス三昧の日々…どちらに

なさいますか?((ﾆﾔ」

シ)「どっちも嫌だ(-_-#)」←

セ)「分かりましたダンス三m「分かった!!やる!!

やればいいんだろ!?」さすが坊ちゃん＾＾」←

シ)「…ﾁｯ」

食えないやつだ…(-_-#)

セ)「さ明日から忙しくなります早く寝てお体を

お休め下さい」

シ)「…Aは?」

セ)「お部屋で絵を念のため今晩も3人を部屋の前

廊下庭にそれぞれ配置しております」

シ)「お前も行け」

セ)「宜しいのですか?」

シ)「今はカリバンがいない…」

──『ずいぶん急だけど…』

Aがミスト・ガーデン行きを躊躇うのはきっ

とカリバンがいないからだろう…ブレアのことも

自分のこともカリバンのことも…不安で心配で何

より心細くて仕方がないのかもしれない…

シ)「Aの側にいてやれ…命令だ…」

セ)「Yes, My load.」