◆黒執事◆～Soul in the mist 霧の中の魂～part1 (ページ46)

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◆45.企みの執事ページ46

＜Aside＞

アンダーテイカーはシエルに黒いカードを差し出すが、シエルは一瞬顔をしかめた後、セバスチャンに受けとるように促した

ア)「おや釣れないねぇそんな汚い物でも見る

ように…」

シ)「どうせ今回も遺体の腹を掘り返したんだろ(-_-;)?」

ア)「まぁね楽しい宝探しだったよ…ﾋｯﾋｯﾋ」

貴)「じょわｯ))」←トリハダ

シ)「何はともあれ地図は全て揃ったはず…

セバスチャン他の3枚は?」

セ)「ございます」

シ)「よしでは合わせてみろ」

セ)「御意」

セバスチャンがポケットから3枚の黒いカードを

取り、開いて、ハート型の尖った部分を4つ合わ

せる

貴)「! 地図…?」

シ)「…やはり」

地図の中心にはあの地名

＜Mist Garden＞

貴)「ミスト…ガーデン…」

10年以上も前に姿を消した場所への地図…

シ)「セバスチャンが言っていた通り山合の道だな

この時期こういった道は霧が濃くて危険だ」

ア)「時期なんか関係無いよ」

貴)「?」

ア)「その辺りは年中霧が濃くてねぇ…小生も近く

の村に棺を届けに行ったことがあるんだけどそり

ゃあ酷いもんさ先が見えないから危うく馬車ご

と谷底に落っこちる所だったよ…ﾋｯﾋｯﾋ」

貴&シ))「「((笑い事/なのか…(-""-;)?))」」←

セ)「確かにこの辺りは坂とカーブ共に急だと有名…」

ア)「そう言えば去年はその辺の霧の中で馬車に跳

ねられたってお客さんが居たねぇ…跳ねた馬車は

見つかってないらしいけど」

セ)「それなりの腕がなければ危険を招きますね」

シ)「無駄な心配だセバスチャンなら問題ない」

セ)「ええ＾＾」

ア)「それは頼もしいねぇでも…今は別の危険もある…」

貴)「別の危険?」

ア)「猟犬があの辺りを封鎖してるのさ」

シ)「! そうか…今回の遺体発見現場はこの地図

範囲内の村…捜査のために…!((ﾁｯ」

ア)「危険と言うより厄介ごとだねぇ?」

貴)「でも大した事じゃないでしょ?ヤードたち

だって捜査が終われば撤退s「いや」え?」

シ)「そう簡単なことじゃない事件最後の被害者

つまり連中からしてみれば犯人の手掛かりを拾う

最後の機会といってもいい…証拠を見付けるまで

齧り付くだろうし奴らの無能さなら時間もかかる」

貴)「じゃあいったいいつ「ご心配なく」」

セ)「1つ解決策がございます((ﾆﾔ」

シ)「何?」

セ)「ご安心くださいシンプルなことです」

悪戯っぽい笑みを浮かべるセバスチャンにうっす

ら嫌な予感がした(・・;)