◆黒執事◆～Soul in the mist 霧の中の魂～part1 (ページ45)

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◆44.不足の令嬢(?) ページ45

ロンドン…──

馬車に揺られたどり着いたお店

貴)「(店先に棺(・・;)?ここって…)

＜Under Taker(葬儀屋)＞…?

葬儀屋さんに何の用( -_・)?

シ)「行くぞ」

セ)「御意」

扉を開けて中に入る何か薄暗いし棺だらけだし

別の意味でドキドキしてきた…(;´д｀)

シ)「いるかアンダーテイカー!」

声を張り上げるシエル

──シー…ン←

貴)「……誰もいないn「いらっしゃ～い…」!?」

貴)「Σ(´□｀;)!?((ﾋﾞｸｯ」←

ア)「ﾋｯﾋｯﾋ…おや?見ない顔だねぇ…伯爵の声が

聞こえたと思ったんだけど…」

貴)「((((；゜Д゜)))」←硬直

突然現れた男に顔を近づけられ硬直する私←

シ)「僕はここだ(-""-;)」

ア)「あぁそうだねぇ…そうだろうねぇ…そろそ

ろ来る頃だと思っていたよ伯爵ﾋｯﾋｯﾋ…で此方

は?執事くんのお友だちかい??」

セ)「いいえ当家のお客様のA・ウェスト様

です」

貴)「は、初めまして…＾＾;」

ア)「こちらこそ…お嬢様…」

差し出された手を取って握手する冷たい手に背

筋が寒くなった

シ)「彼女が例のカードを必要としている本人だ」

ア)「! なるほどねぇ…ﾋｯﾋｯﾋ」

カード?

シ)「新聞を見た例の事件で遺体が上がったと

…あのカードは取ってあるんだろうな」

ア)「もちろん…ちゃあんと伯爵のためにキープ

してるよぉ?でもただじゃあげられない…」

シ)「分かっている…セバスチャン」

セ)「御意ではお二人は外へ」

貴)「( -_・)???」

シ)「行こう A」

貴)「ううん(・・;)」

＜セバスチャンside＞

坊ちゃんとA様は出ていかれたようですね…

セ)「でh…「狙われてるのかい?」」

唐突に尋ねるアンダーテイカーさん

ア)「あのお嬢様が…“何か”に…」ﾋｯﾋｯﾋ

セ)「…よくご存知ですね…」

ア)「まぁねぇ…でもたいていそうだろう?

、、、、、、、、、
小生や君みたいなのがみればだいたい“足りてな

い”って気付くもんさ」

セ)「足りていないのはお嬢様か“何か”なのか

…正直私も決めかねています」

ア)「………小生の知る限りあそこはかなりイカ

れてる…君はともかく伯爵と…お嬢様は耐えら

れるかどうか…本気で行くつもりかい?」

セ)「坊ちゃんのご命令とあらば」

ア)「そうかいじゃあ…」

セ)「ﾆﾔ))ええいきますよ…!」

ロンドンの葬儀屋で笑い声が響いたことは言うまでもない

セ)お待たせしました＾＾
シ)遅い(-_-)
貴)(何したんだろう…;)←