◆黒執事◆～Soul in the mist 霧の中の魂～part1 (ページ44)

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◆43.不器用の令嬢ページ44

一時間後…──

私は自室で髪と格闘していた←

貴)「あー…一束出たΣ(´□｀;)!」

まとめた髪を見て愕然…

所々とびだしているし束ねたはずなのにボサボサ

…何故に((T_T))?←

──カ)『その不器用さでよくあのような絵が描けますね信じられません』──

貴)「(カルがいたらそんなこと言われるんだろうなぁ…(-_-;))」

…今までずっとカルがしてくれてたんだ

情けないな…カルがいないとまともに髪もセット

できないなんて…

貴)「( ;-。-) =3(女の子(レディ)としてどうよ;?)」

いや自分の不器用さを嘆いている場合じゃない

A・ウェスト←

気を取り直してもう一度…──ｺﾝｺﾝ

貴)「!? (誰か来たΣ(´□｀;)!?って今ボサボサ!!

こんなの見せられないよo(T△T=T△T)o!!)」

セ)「失礼いたs「わーｯ!!ちょっと待って(＞Ο＜;;)ノ!!」」

開きかけた扉を閉じようと走った私の足に…

──ｶﾁｬｯ

!? 何か当たった!!?;躓いt…嘘コケr…

貴)「キャーっ…!」

・・・。

貴)「・・・あれ？;」

転んで…ない?

セ)「お怪我はありませんか?」

貴)「セバスチャン!!」

セバスチャンが受け止めてくれたんだ…

貴)「あ、ありがと…えと…;ごめんなさい」←

おずおずとセバスチャンから離れた

セ)「随分と準備にお時間をかけておられるようで

したが…これは何事ですか(-_-;)」

私の髪を指先で撫でながら溜め息混じりに言う

貴)「髪をセットしようと…;でも上手くいかなくて…(._.)」

セ)「その様ですね」←

そう言いながら足下に転がるパレットナイフを拾

いあげた歪に曲がったパレットナイフ…

セ)「あれ以来…片付けていらっしゃらないのですか?」

貴)「描くことに夢中で(σ ´∀｀;)」←

セ)「まぁお部屋の事はまた帰宅なさってからと

いたしましょうしかし物が物だけに私が勝手に

あれこれ片付けるわけにはいきません

私も手伝いますから…一緒に片付けますよ?( -。-) =3」

貴)「はーい(;´∀`)」←

セ)「ではどうぞ」

鏡の前の椅子に座るよう促すセバスチャン

セ)「僭越ながら私が髪を整えさせて頂きます」

貴)「いいの(゜.゜)?」

セ)「ええ時間もありませんし」

う(-""-;)← 椅子に座るとセバスチャンは鮮やかな

手付きで私の髪をセットしていく

セ)「如何でしょう?」

貴)「わ//ありがとうセバスチャン」

物の数分で完了←

貴)「何でもできるんだね＾＾本当は人間じゃな

かったりしてw」←

セ)「さぁ?私は悪魔で執事ですから」