◆黒執事◆～Soul in the mist 霧の中の魂～part1 (ページ38)

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◆37.ファントムハイヴの庭師ページ38

＜Aside＞

馬車の中で夕陽を眺めていた

貴)「…」

シ)「カリバンはどこへ行ってしまったんだろうな」

貴)「その内…戻ってくればいいけど」

シ)「ブレアも何か分かればすぐに知らせると言

ってくれた僕らも捜すが手掛かりは何もない

情報を待とう」

貴)「ｺｸﾝ))」

待つしかない…私は本当に何も出来ない…

──『お嬢様にしかできないことが…』──

セバスチャン…本当にそうかな?柄じゃないけど

なんか…元気でないよ…

ファントムハイヴ邸…──＜シエルside＞

僕は馬車から降りる

セ)「もう随分と日が傾きましたすぐ夕食にする

といたしm「セバスチャンさぁ～ん・゜゜(ノД`)!」」

貴)「ﾋﾞｸｯ(*_*;」

た、確か庭師の…フィニアンだっけ?;

シ)「どうしたんだ(-""-;)」

フィニアン)「坊ちゃ～ん!!お嬢様もどうしよー!!」

セ)「フィニまず何があったんですか( -。-) =3」

フ)「ごめんなさいっ…ちょっとお昼寝してる内に

庭が…────!!」

庭…──

フィニアンと庭に駆け付けるとそこは…

シ)「これは…!」

メチャクチャに折られた木々の枝

まるで乱暴にむしり取られたかのような花々

白薔薇の木は根っこから引っこ抜かれていた

貴)「酷い…」

フ)「(/_;)」

セ)「荒らされていますね…」

フ)「ボ、ボクじゃないんです!!お部屋でお昼寝し

てて様子を見ようと思ったら…(;＞_＜;)!」

セ)「…」

セバスチャンはしゃがみこむと千切られた白薔薇

を手に取った

貴)「セバスチャン…」

セ)「フィニとりあえず庭を片付けて下さい」

フ)「ほ、本当にボk「分かっています」」

セ)「できは悪くとも貴方はファントムハイヴ家の

庭師…こんな真似をするはずがありませんただ

庭が汚れたら片付けるのも貴方の役目庭を整備

することも重要な仕事です」

フ)「は…はい!!」

セ)「私は夕食の支度を…坊ちゃん A様お部

屋へ参りましょう」

私達は庭を後にした

貴)「いったい誰が…」

シ)「さぁなだが見つけ次第相応の礼をしてやる」

セ)「流石坊ちゃんマフィア並の因縁の付け方ですね＾＾」←

シ)「煩い(-_-#)」

セ)「ですが許せませんねよりにもよって私が大

切に手入れした坊ちゃんのお好きな白薔薇(ｽﾀｰﾘ

ﾝｸﾞｼﾙﾊﾞｰ)をあんなにしたのですから」

シ)「…あぁ」

貴)フィニアンが庭師なんじゃ…(・・;)
セ)彼はバk…繊細な仕事が苦手なもので＾＾←
貴)(今バカって…(;´д｀))