◆黒執事◆～Soul in the mist 霧の中の魂～part1 (ページ3)

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◆3.予想外の令嬢ページ3

数分後…──＜セバスチャンside＞

ブ)「ｺﾎﾝ))改めまして…私の妹…」

貴)「A・ウェストです初めまして＾＾」

少し気恥ずかしそうに挨拶をする

白い肌に赤みのある茶髪…カリバンさんの気転か…小さな宝石をあしらった花飾りで結んでいない髪もそれらしく見えます

彼女が例の御令嬢のようですね…

貴)「伯爵は何故ウチに?」

シ)「ｷﾞｸｯ))…えっと…」

A様本人は我々の本当の訪問目的をご存知なく

ご自分が夢遊病であるという自覚がない

むやみにそのまま答えては面倒事が生じると…悩

んでいるようですね坊ちゃん

ブ)「私がお呼びしたのよ」

シ)「!」

貴)「ブレアが?」

ブ)「ええ貴女はレディにしてはマナーがなって

なさすぎるから格式高いファントムハイヴ家にマ

ナー教育をお願いしたの」

セ)「…」

ブレア様…少々無理がある気はいたしますが…

それを平然と言ってのけるとはお家の当主と言う

だけのことはありますね

ブ)「伯爵こんな妹ですがよろしくお願いしますね＾＾」

シ)「ああぁ…」

カ)「しごいて差し上げて下さい」←

貴)「ブレアカルは今日中にクビね?」←

ブ)「しごいてもらってもクビにはしません←

お客様の前でそういう発言は控えなさい」

貴)「はーい( ・ε・)」←

・・・何なんでしょうこの御令嬢は(-_-;)←

シ)「マナー教育の事だが暫くウチに滞在してもら

うという方法を考えている」

貴)「!? 私がファントムハイヴ家に(・・;)?」

シ)「日常生活の中で自然に身に付けるのがいいだ

ろうしお互い忙しい身移動の時間は削った方がいい」

ブ)「それはいいお考えですわ＾＾」

貴)「ちょっとブレア(・・;)」

セ)「ご安心くださいA様マナーに関しては

我が主もまだまだ未熟です＾＾← あまり緊張せ

ず一緒に学ばれる感覚で宜しいかt「お前もクビ

になりたいのかセバスチャン」← お望みとあらば…((ﾆﾔ」

シ)「ﾌﾝ…」

貴)「ﾌﾌ…＾＾「A!(｀ロ´)((ｶｯ!!」ごめんなさぃ…( ._.;)」←

セ)「＾＾」

シ)「…すまないが…暫くブレア様と話したい…」

貴)「あはい;!失礼しました」

カ)「お嬢様お部屋へ」

貴)「(＃｀皿´)イーｯだ!!」←

──ﾊﾟﾀﾝ

ブ)「(-_-;) 最後の最後まで…まったく…」

シ)「思いの外明るい御令嬢だな」

ブ)「…」

シ)「とても手紙にあったようには見えない」

ブ)「今は…ね」

シ)「夢遊病か…」

ブ)「ええ恐ろしいのは…夜です」