◆黒執事◆～Soul in the mist 霧の中の魂～part1 (ページ18)

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◆17.感覚の令嬢ページ18

＜Aside＞

そよそよと心地よい風が頬を撫でる

窓から差し込む暖かい光…気持ち良い…

でも次の瞬間、その光が微かに陰りを帯びた

閉じたまぶたに差し込む光が弱くなったと感じる

誰かが立っている…

ぼんやりとした思考でそう感じた

? この匂い…土?

細くひんやりした指先が私の顔を撫でた

──…A──

? 私のこと…知ってる?

──…よく知ってるわ…──

私はあなたが分からない…あなたは…誰?

──…忘れたの?私h((ｷｨｯ…))!──

？

扉の開く音と共に誰かが走り去っていくような気

配がしてまたまぶたに差し込む光が少し強くなる

気持ち良い風が頬を撫でる

誰だったんだろう…?

聞いたことある声だったな…

＜シエルside＞

──ｷｨｯ…

僕は一回の部屋に降りてきた

もうすぐ昼食だ少し早めn…ん?

貴)「…zzZ」

シ)「! (A…?)」

眠っているのか?…もうすぐ昼食だし…起こすか

シ)「A…A…!」

貴)「ん…ぁ伯爵…?(-_＼)」

シ)「風邪を引くぞだいたい何故こんな所で寝て

いるんだ?」

貴)「こんなところっt……あれ?ここは…」

首を傾げて周囲を見回すA まさか…

貴)「部屋じゃ…ない…?」ﾎﾞｿｯ

シ)「! (まさか真っ昼間から夢遊病が…)」

貴)「…夢…だったのかな…?」ﾎﾞｿｯ

シ)「?」

貴)「…ごめんなさい伯爵(^-^;なんか私ぼーっと

しちゃって…(σ´∀｀;)」

シ)「…いや大丈夫だそれにもうすぐ昼食だから

むしろちょうど良かったんじゃないのか?」

貴)「そっか…(*´∀`)♪」

軽く笑って見せるA…本当に明るい笑顔

夢遊病だなんて信じられないな

貴)「あ;あと…さっきはカルが失礼な態度を…

ごめんなさい」

シ)「気にするなだが客人にこう何度も頭を下げ

させてしまうとは…僕こそ言い方が悪かったのか

もしれないすまない」

貴)「いいいえそんな…!ていうか…客人?」

シ)「あぁ一応僕は貴女を客人として家に迎えて

いるつもりだからな」

貴)「あ、ありがとうございます(・・;)」

シ)「堅苦しくしなくても良い楽にしてくれ

ｸｽｯ))本当はキツいんじゃないのか?」

貴)「う…(゜゜;)じ実はまぁ……ちょっと(-""-;)」

シ)「初めてあったときから何となく堅いのは苦手

な人間だと思っていたからな」

貴)「わ、忘れてよ(((;´д｀)」

シ)「髪もボサボサだったな」←

貴)「や～め～て～(*/□＼*)!!」←

セ)「随分と打ち解けられたようですね＾＾」