◆黒執事◆～Soul in the mist 霧の中の魂～part1 (ページ14)

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◆13.規則の主ページ14

黙って視線を送り会う執事たち

気まずい沈黙がゲストルームを支配した

シ)「随分と過保護だな」

貴)「! 伯爵…!;」

セ)「坊ちゃん…」

シ)「セバスチャンとA以外の声が聞こえた

から見てみれば…カリバンいつの間にこの屋敷

へ入ったんだ?」

カ)「無断で上がり込みました無礼は深くお詫び致

しますしかしお嬢様を頼むとブレア様より命じ

られ此方に」

貴)「ブレアが…!?;」

カルはシエルに手紙のようなものを渡しながら言

った中を確認してシエルが話始める

シ)「…確かにブレア様の命令で来たようだな…

分かった Aの身の回りのことはカリバンに

任せる」

カ)「ありがとうございます」

貴)「えええ～Σ(´□｀;)」←

セ)「…宜しいのですか?」

シ)「ただし

監督者という意味でセバスチャンも近くに置く」

カ)「!」

シ)「セバスチャンはAの講師でもあるからな」

カ)「しかし…!」

シ)「この屋敷の当主は僕だ」

静かだが部屋中に響き渡る声…

シ)「ファントムハイヴでは僕がルール(王)だ

“郷に入りては郷に従え”と言うだろう?例え

ウェスト家の執事でも僕の考えを邪魔したりする

ことは許さない」

カ)「……申し訳ございませんでした…」

シ)「分かれば良い…セバスチャン僕の部屋に紅

茶を持ってこい」

セ)「御意」

──ﾊﾟﾀﾝ

シエルが出ていくと再び気まずい静けさが戻ってきた

セ)「では私は坊ちゃんにお茶を」

貴)「セバスチャン、色々ごめんなさいって伯爵に

伝えておいて?声も凄くﾋﾟﾘﾋﾟﾘしてたし…ごめん

なさい…怒らせちゃったかも(;´д｀)」

カ)「! お嬢様…!」

セ)「ご安心を＾＾怒ってはおられませんよ

坊ちゃんのお仕事が片付き次第、昼食と致しまし

ょうそれまでどうぞごゆっくりなさってください」

貴)「ありがとう＾＾」

セ)「それでは…また…」

──ﾊﾟﾀﾝ

カ)「申し訳ございませんお嬢様」

貴)「何であんな態度とっちゃったの?カル( -。-) =3」

いきなり伯爵に嫌われちゃったらどうしよう(-_-;)

追い出されたりしたらブレアに会わせる顔が…;

カ)「反省はしていますしかしお嬢様をお守りする

ため…ご理解下さい」

貴)「無理← 面倒事起こさないように守って(-_-;)

まぁ…感謝はしてるけど…」

カ)「お嬢様…((じ…」

貴)「? 何?」

カ)「ツンデレですか」←

貴)「還って土に」←