◆黒執事◆～Soul in the mist 霧の中の魂～part1 (ページ13)

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◆12.乱入の執事ページ13

私はセバスチャンの案内でゲストルームへ通された

貴)「うわ…(・・;)」

広くて綺麗…ウェストとはレベルが違うゲストル

ームに思わず唖然とする私

セ)「滞在中は此方がお嬢様のお部屋になります

ご自分のお部屋だと思って自由にお使いください＾＾」

貴)「やった♪ヽ(´▽｀)/」←

さっそくベッドに腰掛けてゴロンと横になると途

端に心地好い睡魔が襲い掛かってきた…何このベ

ッド…体が沈む←

セ)「ｸｽｯ))なるほど…」

貴)「?」

セ)「いえ…ブレア様がお嬢様にマナー講座をと仰

った理由が分かりましたさぁ起きてください!」

貴)「きゃｯ!?;」

ツカツカと歩み寄ったセバスチャンの手がベッド

と私の背中の隙間に滑り込んで上体を起こした

その拍子にセバスチャンと顔が近付き一瞬心臓が

跳ねた前髪が触れ、吐息が感じ取れる距離…

セ)「いくらゲストルームとは言えど家のものが見

ている前でいきなり横になるのは礼儀として…

何よりレディとして大問題です」

貴)「う…(-""-;)」

セ)「それに…」

貴)「?」

セ)「貴女は王室関係の家柄の令嬢…何より可愛らしいのですからもっと危機感と

自覚を持ってください」

貴)「あは…つい(^。^;)「とにかく」」

セ)「私がお嬢様のマナー監督を務める以上手緩

い指導は一ｯｯ切致しませんので＾言＾」←

ヒィ…((((；゜Д゜)))←

貴)「あ貴方が講師…;」

セ)「あと、滞在中のお嬢様の身の回りの御世話も

私がさせていただきますのでご用の際はお気軽に

お申し付けください＾＾」

貴)「は…はぁ「その必要はない」!?」

──ﾊﾞﾝｯ

ゲストルームのドアが開け放たれた

カ)「お嬢様の御世話は私が務めます」

セ)「カリバンさん…」

貴)「カル!!?;何でここにいるの!?それに務めます

って…どういうこと?」

カ)「お嬢様の執事は私身の回りの御世話をする

のは当たり前です」

貴)「そんなの聞いてないでしょ!屋敷は?執事の

カル無しでどうするの!?だいたいブレアはどうし

たの!?お願いって言ったのに…!」

カ)「私はお送りすると言っただけでお嬢様に付い

て来ないと断言した覚えはありませんよ」

──『ブレア様を屋敷へお送りします…』

貴)「でm「体調管理は使用人たちに詳細に指示

しましたご安心を」」

カ)「とにかくお嬢様の管理は私が行います」

セ)「……」
カ)「……」