◆黒執事◆～Soul in the mist 霧の中の魂～part1 (ページ11)

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◆11.来訪の日ページ11

ファントムハイヴ邸…──＜Aside＞

翌日、私はお昼より早くファントムハイヴ家へたどり着いた

貴)「おっきい…(・・;)」

うちの2倍は在るんじゃないの…?;

馬車の窓から昨日と同じシルエット…伯爵とその

執事が見えたセバスチャン…だっけ?

カ)「お嬢様…」

カルが扉を開けて降りるよう促す

向かい合って座っていたブレアが優しく微笑んだ

ブ)「いってらっしゃい＾＾」

本当ならまだ寝ていないといけないのに見送ると

言って聞かなかった我が侭を言うなんてブレア

にしては珍しい…

貴)「いってきます!体気を付けてね(*´∇｀*)」

ブ)「貴女も…」

──ぎゅ…

貴)「? ブレア…?」

ブ)「元気に帰ってきてちょうだい…」

私を抱き締めたまま真剣な声で囁いた

貴)「心配しすぎだよ(*^-^*)じゃあねブレア!もう

マナーがなってないなんて言わせないから＜(｀v´)＞=3」←

カ)「レディが威張り散らさないで下さい」←

貴)「ブレア私が戻る頃にはカルの居場所消しといてね」←

ブ)「消しません＾＾← ほら早く行きなさい

伯爵がお待ちよ」

貴)「あ!いけない(・・;)!」

私は足早に馬車を降りた

シ)「お待ちしていました改めまして僕がシエル

・ファントムハイヴ…こっちは…」

セ)「当家の執事セバスチャン・ミカエリスと申

します」

貴)「A・ウェストです昨日はバタバタしち

ゃってごめんなさい…(^^;)ゞ」

シ)「いやこちらこそ急に押し掛けてしまった」

セ)「常識がなっていませんでした申し訳ございません」←

シ)「(-_-#)」←

セ)「ではお嬢様をゲストルームへご案内致します

使用人に荷物を運ばs「必要ありません」?」

カ)「私が運びます」

貴)「まだいたの(-_-;)?」←

カ)「ええ居ますよいつまでも」←

貴)「嫌なんだけど」←

カ)「諦めてください」←

セ)「辛辣ですね…」ﾋｿﾋｿ←
シ)「カリバンもカリバンだがな」ﾋｿﾋｿ←

私の荷物を抱えるカル…ほんと過保護なんだから(-_-;)!

バルドロイ)「そう堅ぇこというなよw」

フィニアン)「ボクたちに任せて下さい(*´∇｀*)」

メイリン)「お客様働かせる訳にはいかないですだ!」

使用人たちがカルから荷物を取って持っていった

カ)「あ…っ」

貴)「ありがとうみんな～(*´∇｀*)」←

カ)「…」←

貴)「ほらカルは帰った帰った!ブレア…よろしくね」

カ)「…ブレア様を屋敷へお送りします」

貴)「ありがとカル( ´∀`)/～～」

セ)「こちらへ」

さ…マナー講座開幕だ!