▽ sh ページ10
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岸くんじゃなくて俺にも興味持ってよ。
sho明日オフ
sho会えませんか
未だにショートメールってところもなんか遠いけど、いきなり電話するよりはマシっしょ。
A明日は仕事なんだよね
数分で届いたメッセージ。終わったわ。そりゃそうだ。俺の不定期なオフが必ずしもAちゃんと合うわけねえじゃんね。最初っから分かってたことだよ。
" 了解 " そう返そうとしたら再び届いたメッセージにニヤけた。
Aその後なら大丈夫だけど紫耀くんはどう?
俺が伝えた漢字をわざわざ打って送ってくれてることにも、また嬉しくて込み上げる喜びをマスクの下で抑えた。
sho何時におわりそ?
shoむかえいくよ
入力することが億劫だと思っていた誰かとのメッセージのやり取りも今なら全然余裕。早く来い来いと画面に釘付けになっていたら横で携帯ゲームをしている廉にまじで心配された。
廉「紫耀お前なにタイムセールでもやってん?」
『は?』
廉「顔めっちゃ怖いで笑」
『え、うそ、』
廉「まじ。真剣に何見てるん?怖っ笑」
なんでもないって笑ったら廉はまた携帯に視線を戻す。
……俺って、そんなに分かりやすい?
『……やっべえ』
独り言まで発するようになってて、自分でもまじで引いた。
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??????(プロフ) - ものすごく既視感あるな〜と思っていたら、Twitterで連載されているお話で、こちらのサイトでの掲載ものすごく嬉しいです!これからも頑張ってください🤍 (2022年1月16日 20時) (レス) id: 52316583bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:詠夢 | 作成日時:2022年1月7日 22時