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場所を聞いたらさっきの居酒屋。
……ってことは、あの女の子?
そうだとしたら俺、運持ってるわ。




話進めたら交番に預けるとか言うからそれだけは勘弁。
一方的な期待を込めて、あの子だとしたら……と小さな願い。




神「わ!おい!時間やべえ!」
海「わ!まじだ!」
紫《 また電話します!ちょっと急いでて!すいません!失礼します! 》




こんな身勝手なやつ、最低だよな。俺の第一印象クソじゃん絶対。なんて思いながらまたジンの携帯でマネージャーに連絡入れて迎えに来てもらった。携帯忘れて女の子が預かってくれてるって言ったら「なんだそのドラマみたいな展開」とか言うからみんなでゲラゲラ笑った。……ほんとさ、こんな展開あるんだよな。




仕事が終わったのは3時過ぎ。こっから家までの距離は30分ある。眠気と闘いながら、マネージャーに送ってもらって家に着く寸前で思い出す。あ、また電話しますって言ったわ俺。やっべえ、どうしよ。時間も時間だし。まじでただの迷惑クソ野郎じゃんね。失礼は承知の上でマネージャーに携帯を借りて発信を押した。




Pururururu... Pururururu.....




寝てるよなあ、って6コール目で切ろうとしたら聞こえた。眠そうな、やっぱり綺麗な声が。めちゃくちゃ耳に残る声が。非常識な俺の電話に迷惑そうだけど会話を続けてくれて優しい人なんだと思った。きっとあの子だ。余りにも切ないあの美しい横顔が脳裏に浮かんだ。




事務所の近くのカフェで携帯を受け取る約束をして、電話を切った。家までの時間はあっという間で、今まで感じたことのない緊張感が走った。





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??????(プロフ) - ものすごく既視感あるな〜と思っていたら、Twitterで連載されているお話で、こちらのサイトでの掲載ものすごく嬉しいです!これからも頑張ってください🤍  (2022年1月16日 20時) (レス) id: 52316583bc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:詠夢 | 作成日時:2022年1月7日 22時

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