Wedding7 ページ7
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翔「雅治、テニスしようよ。」
仁王「いいぞ。幸村、ラケット借りるだに。」
まだテニスをやりたりない翔は、滅多に試合できない仁王と対戦したがった。
基本面倒くさがりの仁王だが、翔と颯斗には甘く、二人にとっては大きな友達のような存在だ。
幸村「A、颯斗重くない？代わろうか？」
A「座ってるから大丈夫だよ。」
泣き疲れて眠ってしまった颯斗を、抱っこしながらベンチに座って応援していると
精市は心配そうな顔で私を見つめる。
座っているから全然平気なのだが、それでも精市の眉は八の字になったままだ。
精市の過剰な心配性には理由がある。
私が、颯斗を生んですぐに倒れてしまったからだ。
なんてことはないただの過労だったのだが、思った以上に回復が遅く、一週間程入院した。
私が倒れたのを、精市は自分のせいだと思っているらしく、あれからもうすぐ四年経つが
精市は私に対して過剰な程、心配してくる。
その精市の心配性が移って、翔までもが私に気を使うようになってしまった。
そんな自分が不甲斐なかった。
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aitO - 最高でした（；＿；）素晴らしい小説をありがとうございました！！ (2021年4月21日 23時) (
レス) id: 3cf5f423fd (このIDを非表示/違反報告)
Seuyong(プロフ) - 今日、花恋を見つけ、一気に最後まで読み進めてしまいました。完結まで何度も作者様の言葉選びに泣かされたか分かりません。他所で見る魔王幸村も好きですが、花恋の幸村はまた魔王幸村と違った魅力がありました。最後まで泣ける作品をありがとうございます。 (2020年2月10日 20時) (レス) id: dc22fa88f2 (このIDを非表示/違反報告)
卯月(プロフ) - すごく面白かったです！あと仁王の一人称わしじゃないと思います…… (2018年10月11日 23時) (レス) id: 559feae4c0 (このIDを非表示/違反報告)
あき - 完結おめでとうごさいます&長い間おつかれさまでした！シリーズ全て読みましたが中学高校その後…と構成も素晴らしくて、何よりそのストーリーに引き込まれました！特に花言葉と想いを関連付ける所もロマンチックで好きです！続編も楽しみに読ませていただきますね☆ (2018年9月28日 3時) (レス) id: 39d9d77122 (このIDを非表示/違反報告)
鈴歌 - 完結おめでとうございます！！！遅れました。シリーズ最初から読んでました！とっても面白いしキュンとしました！次回作も楽しみに待ってます！！ (2018年9月5日 14時) (レス) id: 71036f4fe4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆん | 作成日時：2018年8月20日 17時
