花のような君と恋に落ちた。5

Sunshine2 ページ2

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そして4月になり新しい生活が始まった。








精市たちは高校生になってからもテニス部に入った。









そして私は精市や、ブン太の強い希望によりテニス部のマネージャーになった。









まだ全部の仕事を覚えたわけではないが、やりがいのある仕事だと思う。









あとは…相変わらず精市ともほんわかした付き合いを続けている。









お互いに何の不満もないので、喧嘩なんてしたこともない。









…ただ、一つだけ困っていることがある。








それは_______









幸村「A〜♪」









所構わず、抱きしめて来るところ。









こればっかりは、何度されても慣れない。






心臓に悪い。









今日も教室に向かう廊下で、後ろから抱きしめられた。









いや、抱きしめられている。









A「おはよう精市。ここだと、みんなが見てるから離れてほしいな？」









幸村「やだ。」









そう言って、私の肩口に顔を埋める。









変わらない藍色の君。









タダをこねる大きな子どもみたいで


ちょっぴり可愛いとか思ってしまった。









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