Flower27 ページ2
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チクタク_______
_______チクタク
五限目が始まってから、時計の秒針が17周した。
もうそろそろいいだろうか。
私は手に持っていたシャーペンを筆箱にしまうと
A「先生、気分が悪いので保健室に行ってもいいですか。」
と言って席を立った。
突然の私の行動に、教室内がザワついた。
ブン太は目を大きく開いて、何か言いたげにこっちを見ている。
でも一番のリアクションをしたのは
先生「どうしたA！！お前が自分から保健室に行くなんて…！そんなに具合悪いのか！？一人で行けるのか？いや寧ろ救急車呼ぶか！！おい丸井、110に電話しろ！！」
心配性の担任だった。
持っていたチョークを床に落とし、私の元まで駆け寄ってきた。
救急車って、流石に大袈裟すぎるでしょ。
げんなりしていると、視界に入ったのは、仁王のニヤニヤしている顔だった。
仁王、私が精市に会いに行くこと知ってるな。直感的にそう思った。
A「先生落ち着いてください。私なら大丈夫ですから。それと救急車は110ではなく119です。」
冷静にツッコミを入れると、席を立ち沢山のの視線を浴びながら教室を出て保健室に向かう。
今日が精市と約束した日。
保健室を向かう足取りは、いつもよりも軽やかだった。
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ゆん - この落ちは…幸村くんかな？( *´艸｀)私、幸村精一が好きなのでこのお話好きです！更新楽しみにしてますね！ (2018年8月9日 1時) (
レス) id: 83abb8a3dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆん | 作成日時：2018年8月7日 19時
