75.夢の操作 ページ25
サンジside
「おい クソ野郎」
「おまえは…麦わらの一味だな」
「Aは海賊に媚びを売り、逃げる事だけは上達したようだ」
「逃げてたんじゃねェ…!
「居場所も家族も失った……」
「どんどん追い詰められて…それでも必死に生きてきたんだ!」
「お前が奪ったんだ!」
「Aさんをわかってるように言うな!てめェはなにも知っちゃいない!」
「わかっていないのはお前のほうだろう」
「教えてやろうか……
Aは“月の妖精”の血を引く“幸運の女神”だ」
–––
数時間前、小屋でAの祖父 ウッドに聞かされた話が脳裏をよぎる。
「Aは特別な力を持っている。ハリーンはAの力を利用して、地位をあげ、海軍中将までこぎつけた」
–––
「てめェから教えてもらう話なんかねェよ!!!」
サンジのセリフを口火に
サンジとハリーンの戦闘が始まった。
「月の妖精だったAの母親が持っていた能力は娘であるAに受け継がれた」
「あの能力には利用価値がある」
「そして、母親と違って、利用できるように仕込んだ」
「“
「Aの助言を聞き入れれば、望んだものが必ず手に入る」
「夢の操作は7億の価値がつく素晴らしい才能だ」
「Aこそがあらゆる願いを聞き届ける 幸運の女神なのだ!!」
「なにを言ってやがる」
「なんだと?」
「自力で叶えない夢なんてクソ食らえ!!!」
「お前の夢と私の夢では規模が違うのだ」
「私は利用できるモノはなんでも利用する」
「あの娘が わたしのモノにならないというなら、すなわち死を選んだ という事だ」
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作者名:NAV | 作成日時:2023年11月1日 22時