弱い私 ページ10
side:A
剛典「A・・・」
そう甘く呟く剛典は
私に唇を重ねる
剛典
一体何人の女性に同じことをしてきたの?
そう思っているのに
私はそのまま剛典の流れに流されるまま
私はベッドに連れてかれる
剛典から漂う知らない女の甘い香水の香りに
胸焼けがする
普段の可愛い王子みたいな剛典とは打って変わって
その表情は獲物を捉えた狼のような
男の顔をしていて
好きじゃないなら
こんなことしないでよ
とことん突き放してよ
そうじゃなきゃ、私はいつまで経っても
剛典に溺れたまま
降り注ぐキスの嵐に
胸元についたキスマーク
ことを終えてスヤスヤと眠る剛典
もう、
剛典を好きなままの弱い私はいやなの
ブーブーブー
【白濱亜嵐】
着信を知らせたのは亜嵐くんの番号
" ・・・もしもし?"
その声を聞いた時
自然と流れた私の涙には
どんな想いが詰まってたのだろうか
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kano(プロフ) - 大好きです!! (2018年6月27日 20時) (レス) id: 07e090ba1c (このIDを非表示/違反報告)
ななみ(プロフ) - 蛍さん» ありがとうございます(^ν^)更新頑張ります! (2018年6月16日 14時) (レス) id: d0fb34d7f9 (このIDを非表示/違反報告)
蛍(プロフ) - もうすでに面白いです!めっちゃ続き気になります!! (2018年6月15日 21時) (レス) id: 527ff0df55 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:えのき | 作成日時:2018年6月15日 1時