止まった心臓…。 ページ35
彼「だから…待つよ?…ちょっとなら…^^(笑)」
「…(笑)ちょっと…(笑)」
彼「もう気持ち…ない…?オレに…。」
「……。」
彼「前みたいじゃなくても、半分……」
「…(汗)」
彼「三分のー…いちー…くらい…??(笑)」
「…嫌い…じゃないよ…?(笑)」
彼「…ぅん…?(笑)」
「でも…」
彼に。
彼だから、言おう。って思った。
正直に…。
その話をざっくり話したら彼は余りに驚いていて、今日のこのテンションの低さもそれが原因か…って知ったら、思いのほか、ショックを受けてた。
彼「それ…上手く行くのかどうかわかんないけど……でもー…まぁ…上手く行けば…いーね…(笑)」
って言った。
「てゆーか、それならそうと最初に聞いたじゃん!オレ!(笑)その時に言ってくれないと…なんか恥ずかしいじゃん、オレ…(笑)」
とも言った…(笑)。
ざっくり…だし、ほんの少し、断る口実も含めたわたしの話は、彼の中ではまだこれからがある…と思ってる話だけど…。
実際のところは、もう既になんの期待も未来もなくて、きっとわたしは失恋したんだと思う…。
お店を出て、タクシーを拾い、彼とわたしの家へ向かう。
彼「どうしよう?オレ持って帰れる量?(笑)」
「うん。紙袋一個半…くらい?^^」
彼「その半分…入らなかったの?(笑)」
「うん…(笑)破れそうになったもん…(笑)服とか結構あるからさ。」
タクシーを降りてエントランス。
話しながらエレベーターのボタンを押した。
彼「そんなにあったっけ?」
「んー…スウェットとかかなぁ…?」
彼「ぁー…(笑)」
エレベーターの扉が開いた。
「……(汗)」
心臓が一瞬だけ止まった…気がした…。
KH「……」
驚いて、扉が開いてるのに降りることも、乗ることも出来ないでいるわたしとキュヒョン。
不思議そうにキュヒョンのことを見てる彼。
彼「…??」
無意識に、彼の右腕に手を伸ばした。
「……(汗)」
彼の腕に掴まるようにして、エレベーターに乗る。
KH「…ヌナ…」
キュヒョンが小さな声でわたしを呼んだ。
「…(汗)」
両手で、ぎゅっと彼の腕を掴む。
彼「どーした?(汗)」
わたしの顔を覗きこもうとする彼。
「…(汗)」
俯くわたし。
「きゃあっ(汗)」
次の瞬間、右の腕を思いっきり掴まれて
体が一気に彼から引き離された。
「すみません」とだけ言ったキュヒョン。
驚いた彼の顔が一瞬で遠くなって扉が閉まった…。
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梨子(プロフ) - りかさん» 初めまして( ´ ▽ ` )ノこんばんはー( ´ ▽ ` )ノあはははは笑。初めてのご指摘ですwなんてゆーか…←コレですよね?笑。これが梨子だと思ってご理解いただけるとうれしいです…笑。 (2013年5月30日 1時) (レス) id: 4a1fc78291 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - いつも素敵なお話ありがとうございます(^ ^)次回作も楽しみです! (2013年4月11日 21時) (レス) id: b33f9fd7e7 (このIDを非表示/違反報告)
momoka*(プロフ) - すっごいおもしろかったです** 次回も楽しみにしてまーす。 ~ (2013年4月11日 18時) (レス) id: 54ce496d32 (このIDを非表示/違反報告)
あっちゃん(プロフ) - 梨子さん、お疲れ様でした&ありがとうございました!もぉ~ギュったら。。。でもどんなギュでも結局ギュが大好きな『私』。そして梨子さんのお話が大好き!次回作は誰かな、楽しみに待ってます♪ (2013年4月11日 18時) (レス) id: 7f666a764f (このIDを非表示/違反報告)
sasha(プロフ) - いつも楽しく拝見してます〜( *´艸`)ミンくんペンだけど、梨子ちゃんのお話読んだら、ギュにぐらぐら(〃ω〃)次も楽しみにしています♪ (2013年4月11日 17時) (レス) id: 8f1df0361c (このIDを非表示/違反報告)
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