missing you...*Kyuhyun...

過ぎた時間…。 ページ34

彼「Aがいなくなって…すごい寂しくて…。Aが言ってた未来…？将来…？みたいなの考えてみたんだ…」

「………」

彼「そしたら…すげー楽しそうだなって言うか…。毎日家にAがいてー、そのうち子供が出来て、産まれて…。二人で毎日バタバタしながら暮らすの…すげー楽しそうだなって思ったし…その相手は…オレにも…Aしかいないなって…んー…なんてゆーか…そう考えてみた時、当たり前のようにお前がいた…。」

「………」

彼「今更だけど…オレが、馬鹿だったなって…思った…。」

タバコの煙に目を細めながら話す彼…。

この顔が…好きだったな…。

彼「オレとAのコなら…たぶん…可愛いと思うよ？(笑)」

「…(笑)それ、どこまで本気で言ってんの？？」

彼「！？(笑)全部だよ、当たり前じゃん！(笑)」

「…(笑)」

彼「ぇ…？面白い…？？(笑)」

「ぅぅん、そうじゃないけど…(笑)んー…でも…そぉ…かな…(笑)」

彼「？！(笑)」

「だから、それを言ったんじゃんー！わたし！(笑)」

彼「…うん…だから…(笑)…ごめん…(笑)」

「気付くの…遅いよー。…ちょっと…。」

彼「…ん…。てゆーか、別に今からでも考えればいーじゃん！(笑)」

少し前のわたしが、一番欲しかった言葉。

それを彼がくれて、正直…驚いた。

彼「だから、別に今すぐ返事しなくても(笑)オレは…待つよ…？」

心が…胸がキュン…ってしなかった…って言ったら嘘になる。

今だって、そこに飛び込んじゃえば、それはそれで安定して上手く収まるのかな…って…

心の隅っこで思ってる…。

「たぶん…それなりに…上手く行くと思う…。」

彼「…それなりって(笑)」

「楽しく暮らしていけると思う…。喧嘩とか…意外とそんなにしなかったし…。」

彼「うん…(笑)」

黙って、わたしの話を聞いてる彼…。

でも…。

でも、ほんの少しの間に目まぐるしく変わったわたしの世界は…わたしは…。

あの時とは随分違っていて、こんな場所での
割とドラマチックなプロポーズが、全然リアルじゃない…。

彼のことを好きになってよかった…って思うし、彼と一緒の時間を過ごせたことをシアワセだったな…って思う…。

でも、もう…そこで…、、、

やっぱり、わたしの中では、
あの夜…彼との時間は終わったんだ…って、
今、はっきりと感じた…。

ありがたいし、嬉しいけど…。

でも。

わたしの中では、もう…彼との未来は想像出来ないものになった…。

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