もしも…。 ページ18
「そろそろ限界なんだね、わたしたち…(笑)」
時計を見ると、もうすっかり真夜中…。
KH「…^^」
「時間の割りに飲みすぎてる(笑)」
テーブルの上のゴミを袋の中に集める。
KH「もし…」
「…?」
KH「もし…オレが…」
キュヒョンと視線がぶつかり合った。
「…(汗)」
KH「オレに…彼女がいなかったら……」
「…(汗)」
KH「……。」
「それとって^^」
KH「ぇ…?」
「空っぽでしょ??^^」
KH「………」
キュヒョンに貰った空き缶を袋に入れる。
「ん、コレまだ入ってる…」
KH「ヌナ」
「コレだけ飲んでっちゃって??^^」
KH「……ヌナ」
「これはー…もう食べないね^^」
KH「ヌナ!」
「……(汗)」
ゴミを持ってる手が…キュヒョンの手に捕まった…。
KH「………」
「……(汗)」
やんわりと…掴まれてる手を自分に引き戻すけどまたキュヒョンが引っ張る…。
キュヒョンの顔が見られなくて、わざと視線をそらしてるけど…
キュヒョンからの視線を痛い程…うける…。
掴んだままの手をキュヒョンが引っ張る…。
「ゃっ…(汗)」
必死に抵抗する…。
「ゃだゃだゃだゃだゃだ(汗)」
力でなんて敵うはずない…
やだやだやだ…って口では言ってみせるけど…
バランスを崩したわたしの体は、今しっかりとキュヒョンの腕の中にあった…。
柔らかく…抱き締められる…。
そこから逃げようとしたら、強く抱き締められた。
「キュヒョン(汗)」
名前を呼んだら、キュヒョンがわたしの体を自分から少し離した。
「……(汗)」
KH「………」
困惑顔で見つめ合ってるわたしとキュヒョン。
キュヒョンの顔が段々近づいてきて…
このままじっとしていたらどうなるのか…
知ってるくせに…わかってるくせに…わたしはピクリとも動かなかった…。
先に目を瞑ったキュヒョンを確認してから、つられるように自分も目を瞑った…。
唇に…キュヒョンの唇の感触…。
そのままじっとして、少ししてから離れる…。
「…。」
KH「…。」
キュヒョンの手がわたしの首筋に…
もう一度重なり合う唇…
これ以上キスが深くなることを、お互いが精一杯我慢しようとしてるのが
伝わる…。
首筋に置かれてるキュヒョンの手をどかそうと、自分の手を重ねた。
KH「……(汗)」
そこで…一瞬で離れた唇。
「……(汗)」
ふと我に返ったような顔をしたキュヒョンが立ち上がった。
KH「…ごめん…」
「………」
その言葉だけを残して、キュヒョンは部屋を後にした。
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梨子(プロフ) - りかさん» 初めまして( ´ ▽ ` )ノこんばんはー( ´ ▽ ` )ノあはははは笑。初めてのご指摘ですwなんてゆーか…←コレですよね?笑。これが梨子だと思ってご理解いただけるとうれしいです…笑。 (2013年5月30日 1時) (レス) id: 4a1fc78291 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - いつも素敵なお話ありがとうございます(^ ^)次回作も楽しみです! (2013年4月11日 21時) (レス) id: b33f9fd7e7 (このIDを非表示/違反報告)
momoka*(プロフ) - すっごいおもしろかったです** 次回も楽しみにしてまーす。 ~ (2013年4月11日 18時) (レス) id: 54ce496d32 (このIDを非表示/違反報告)
あっちゃん(プロフ) - 梨子さん、お疲れ様でした&ありがとうございました!もぉ~ギュったら。。。でもどんなギュでも結局ギュが大好きな『私』。そして梨子さんのお話が大好き!次回作は誰かな、楽しみに待ってます♪ (2013年4月11日 18時) (レス) id: 7f666a764f (このIDを非表示/違反報告)
sasha(プロフ) - いつも楽しく拝見してます〜( *´艸`)ミンくんペンだけど、梨子ちゃんのお話読んだら、ギュにぐらぐら(〃ω〃)次も楽しみにしています♪ (2013年4月11日 17時) (レス) id: 8f1df0361c (このIDを非表示/違反報告)
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