二週間。 ページ14
KH「ちがうちがう(汗)一緒に行く?って聞いたのオレだし…^^(笑)」
「…(汗)」
KH「^^(笑)ヌナ心配しないで^^(笑)」
「すっかり話し込んじゃって…(汗)」
KH「楽しかった^^」
「…(汗)ぁ…友達によろしく言っておこうか??わたし(笑)」
KH「(笑)ヌナはちゃんと自分の部屋に帰ることだけ考えて^^」
「??」
KH「ちゃんとエレベーター乗ったらボタン押すんだよ?^^」
「…はい。」
KH「^^(笑)家に帰って、少しは泣いてもいいけど、沢山は泣かないで?^^」
「……ん…頑張る…(笑)」
KH「じゃぁ、気をつけて…^^」
「ん。キュヒョンも…^^」
KH「^^」
「……」
KH「……」
向かい合ったまま沈黙…。
「わたし、すぐそこだから、ちょっと見送っててあげる^^(笑)」
KH「!?(笑)」
「^^(笑)おやすみ^^」
KH「…おやすみ…^^(笑)」
ほんの少し躊躇って、くるりとわたしに背中を向けたキュヒョン。
「…^^」
本当は…このまま彼女のところに行くのかなぁー…^^
きっと、話してるうちに会いたくなったんだねー(笑)
そりゃ友達のとこになんて行ってる場合じゃないよ。キュヒョン。
キュヒョンの背中を見つめながら、
心の中で一人、おばちゃんみたいな独り言。
「ぁっ…(汗)」
もういいかな…って思った時、キュヒョンがこっちを向いた。
KH「…^^」
暗くて顔はよく見えないけど、わたしに向かって大きく手を振ってるから
まだ見てたことが恥ずかしくて咄嗟にキュヒョンに背中を向けた。
「……(汗)」
それから早歩きで家に帰って、無事に部屋についた。
泣くかなー…って思ったけど、極力考えないように、
シャワーをして、ベッドに入った。
不思議と…頭に浮かんだのは、さよならをした彼よりも
さっきまで一緒だった彼のこと。
仲直り…出来たかなー…って考えながら、いつの間にか眠りにおちてた…。
それから二週間…?
わたしは意外と元気に毎日を送れていて、彼と別れる前と別れた後と…
意外にも生活のリズムにあまり変化がなかったことに気がついて、
あれがきっかけだっただけで、わたしたちはいずれこういう形を選んでいたのかな…って
思った。
そして、エレベーターに乗るたびに、扉が開くたびに、
毎回何故か「もしかしたら?」って思うこの変な期待に、困惑していた。
まぁ…今までの偶然の方が珍しかっただけで…
キュヒョンはここの住人じゃないしね。
そもそも…友達…でもなんでもないしね。きっと。
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梨子(プロフ) - りかさん» 初めまして( ´ ▽ ` )ノこんばんはー( ´ ▽ ` )ノあはははは笑。初めてのご指摘ですwなんてゆーか…←コレですよね?笑。これが梨子だと思ってご理解いただけるとうれしいです…笑。 (2013年5月30日 1時) (レス) id: 4a1fc78291 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - いつも素敵なお話ありがとうございます(^ ^)次回作も楽しみです! (2013年4月11日 21時) (レス) id: b33f9fd7e7 (このIDを非表示/違反報告)
momoka*(プロフ) - すっごいおもしろかったです** 次回も楽しみにしてまーす。 ~ (2013年4月11日 18時) (レス) id: 54ce496d32 (このIDを非表示/違反報告)
あっちゃん(プロフ) - 梨子さん、お疲れ様でした&ありがとうございました!もぉ~ギュったら。。。でもどんなギュでも結局ギュが大好きな『私』。そして梨子さんのお話が大好き!次回作は誰かな、楽しみに待ってます♪ (2013年4月11日 18時) (レス) id: 7f666a764f (このIDを非表示/違反報告)
sasha(プロフ) - いつも楽しく拝見してます〜( *´艸`)ミンくんペンだけど、梨子ちゃんのお話読んだら、ギュにぐらぐら(〃ω〃)次も楽しみにしています♪ (2013年4月11日 17時) (レス) id: 8f1df0361c (このIDを非表示/違反報告)
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